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CADSUPER FAQ 【出力編】

CADSUPER で良くあるお問い合わせ

サポートセンタに良くあるお問い合わせを整理して掲載致します。


作図編編集編寸法・文字編設定編レイヤ編出力編変換編その他機能編トラブル対処編

■ 出力編 INDEX

■ プリンタ出力でいつも利用する設定を初期値にしたい


プリンタ印刷ダイアログの項目毎に初期値を設定する箇所があります。



【 設定@ 】(利用プリンタ設定)
  1. 初期値にしたいプリンタを選択します。

  2. 「次回、このプリンタを使用する」にチェックオンをします。チェックオフの場合は、Windows 側で「通常使うプリンタ」として指定しているものが初期値になります。


  3. 「詳細設定」をクリックします。
【 設定A 】(用紙サイズ設定)

利用するプリンタドライバの設定で、用紙サイズを指定します。



【 設定B 】(出力設定1・出力設定2 マップ定義)

「出力設定登録」をクリックすることで、現在の設定を初期値登録します。



※[システムローカル設定]−[出力]、「出力設定の初期値を利用する」チェックオンが必要です。



【 設定C 】(出力設定2 オプション)

図面を閉じた状態で、[ファイル]−[システムローカル設定]を選択します。
・「出力」→線幅値有無
・「出力」−「プリンタ」→モノクロ印刷・点要素出力・マーキング出力・トンボ出力



※[システムローカル設定]−[出力]、「出力設定の初期値を利用する」チェックオンが必要です。




■ 作図色とは別色で出力したい


作図した色でなく、任意の色で印刷出力する事ができます。



【 操作方法 】
  1. [ファイル]−[プリンタ印刷]−[全領域]を実行します。
    (全領域以外でも可)

  2. 「色−出力色対応」チェックオンにします。


  3. 「…」をクリック、「新規作成」をクリックします。


  4. 変更したい作図色の出力色をダブルクリックし、出力色を指定します。


    「指定色」をクリックすると、選択した作図色に出力色が全て変更します。「初期設定」をクリックすると、出力色=作図色に戻ります。

  5. 定義名に任意名称を入力し、「OK」をクリックします。


  6. マップ選択ダイアログにて、希望マップ定義名が選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。


  7. 印刷ダイアログにて、プレビューを確認し「OK」をクリックします。定義ファイルは複数作成可能です。「…」ボタンより切り替えて下さい。



■ 出力ユーティリティで図面用紙サイズを調整したい。


出力ユーティリティで複数図面を一括出力する際、出力する用紙サイズを「図面の用紙サイズで出力」「指定用紙サイズで出力」を変更できます。
(例:A3/A4 等用紙サイズが違う図面を一度に印刷する際、元の用紙サイズと同じ用紙サイズで出力するか、全ての図面をA4 用紙サイズで出力するといった設定です。)


【 操作方法 】
  1. デスクトップにあるCADSUPER Launcher(バージョン)を起動し、補助ツールタブより出力ユーティリティを起動します。
    (もしくは、デスクトップからスタート−CADSUPER(バージョン)−出力ユーティリティ)

  2. [ツール]−[標準出力先の設定]を選択します。


  3. 「詳細設定」をクリックします。
    標準の出力先に希望の出力が表示されていない場合は、「出力先一覧」より出力先を選択、「標準に設定」をクリックして下さい。



  4. 「用紙サイズ」タブで調整します。「図面の用紙サイズを優先する」チェックオンで、図面の用紙サイズで出力します。チェックオフの場合は、「用紙サイズ」にあるサイズで出力します。




■ モノクロ印刷で塗り潰しのみカラー出力する。


モノクロ印刷で、図面の注意喚起や見やすくする為、塗り潰し要素のみカラーで出力したい場合があります。プリンタ印刷ダイアログ「色−出力色対応」機能で出力色変更は可能ですが、塗り潰し使用色と同じ要素色も 変更対象となってしまいます。
Ver2024 から「塗り潰し要素のみカラー出力」機能が追加されました。


【 操作方法 】
  1. [ファイル]−[プリンタ出力]−[全領域]を選択します。

  2. 「モノクロ印刷」「塗り潰しをカラーで出力」をチェックオンにします。


  3. 「OK」をクリックし、出力します。
    標準の出力先に希望の出力が表示されていない場合は、「出力先一覧」より出力先を選択、「標準に設定」をクリックして下さい。






■ 印刷すると線端矢印形状のサイズが変わってしまう。


CADSUPERの表示では問題ないものの、印刷すると線端形状サイズが大きく(小さく)なる場合は、印刷ダイアログの設定を確認して下さい。


【 操作方法 】

  1. [ファイル]−[プリンタ印刷]−[全領域]をクリックします。

  2. 印刷ダイアログ「線端縮尺無効」のチェックをオフにし出力します。



    「矢印長設定」より、線端サイズを任意サイズにして出力する事も可能です。






■ 図面をパスワード付ZIPファイルとして保存したい。


【 操作方法 】
ファイル」→「アーカイブ保存」を選択します。


パスワードを入力してください。




パスワードを入力しない場合は空欄でOKボタンをおしてください。


後は通常通りの保存と同じ手順で保存しますと、パスワード付ZIPファイルとしてCADデータが保存されます。





■ レイヤ状態登録にて出力設定を登録している際、出力ユーティリティにて任意状態設定を指定し出力したい。もしくは全てのレイヤ状態登録設定を出力したい。


レイヤ状態登録にて、レイヤの表示状態以外にも、出力をする・しないレイヤ等制御し任意名称で登録する事ができます。(こちらの手順は、レイヤ編−レイヤ状態登録 参照)
この設定を利用し、出力ユーティリティにて「任意設定のみ出力する」「全ての設定を出力する」といった事ができます。


【 操作方法 】

  1. [設定]−[レイヤ状態設定]−[レイヤ状態切替え]にて、出力に利用するレイヤ状態登録名が「連動出力利用」の選択になっているか確認します。(「出」のマークは出力利用)




  2. デスクトップにあるCADSUPERランチャーを起動−補助ツールタブより、出力ユーティリティを起動します。もしくは、デスクトップのスタート−CADSUPER****−出力ユーティリティを選択します。


  3. レイヤ状態連続出力にチェックオン、レイヤ状態名称を選択します。「全部」を選択した場合は、レイヤ状態切替えで連続出力利用を選択した登録名全て出力します。任意登録を選択した場合は、選択したレイヤ状態登録の状態で出力します。複数ファイルを出力対象にしている場合、選択した登録名が合致しない場合は、出力しません。







■ 塗り潰しが他要素の邪魔になる。他要素の背面移動やハーフトーンで出力したい。


  • 塗り潰し要素上に文字等を配置した際に、表示や印刷する際に塗り潰しに隠れてしまう事があります。塗り潰し表示順序を、変更やハーフトーンにて印刷する事が可能です。

【 操作手順 】

  1. 表示順序変更
    [設定]−[属性]−[その他タブ] 描画・出力順の塗り潰しを「他要素の背面」にする事で文字等の要素が隠れません。




  2. 印刷時ハーフトーンで出力
    [ファイル]−[プリンタ出力]−[全領域]/[範囲] プリンタ印刷ダイアログにて、「塗り潰しをハーフトーンで出力」のチェックオンにて塗り潰しがハーフトーンで出力されます。







■ カラー出力時に、出力する順序を指定したい。


  • 要素が重なっている場合、上に表現したい色が下になってしまい、重なった色に上書きされてしまう事があります。プリンタ印刷時の出力設定にて出力順序を指定可能です。

【 操作手順 】

  1. プリンタ印刷コマンドを実行、プリンタ印刷ダイアログにて「色−出力順対応」にチェックを入れ、マップ定義を作成するため、「…」ボタンをクリックします。




  2. 「新規作成」クリックし定義名を任意名称入力、出力順項目をクリックし、色毎出力する順序を指定し「OK」ボタンをクリックします




  3. 作成したマップ定義が選択をされていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。




  4. プリンタ印刷ダイアログに戻り、印刷を実行してください




【Tips】

出力設定にて、「レイヤで出力順を指定」にチェックオンでレイヤ毎に出力順を指示可能です。
  1. 設定−レイヤ設定画面にて、「レイヤ出力順変更」ボタンをクリックします。




  2. 表示されているレイヤ順に出力します。▲▼ボタンにてレイヤ順を変更してください。







■ 出力のみ、ある一部分の要素のみを朱書きのように指定色にて印刷したい。


  • 限定要素表示という、指定要素のみ表示(他要素は非表示・グレイアウト) という機能かあります。こちらを利用する事で、出力設定で限定要素表示時の色を指定できます。

【 操作手順 】(限定色表示)

  1. 設定−ツールバーより限定表示ツールバーのチェックオンか、コマンド定義にてコマンドを割り付けて下さい。




  2. 限定表示要素選択コマンドを実行、限定表示対象の要素を指定します。これで出力設定−限定表示利用が選択できます。
    (限定表示解除する場合は、限定表示終了を実行してください 青枠)




【 操作手順 】(出力)

  1. プリンタ印刷コマンドを実行、プリンタ印刷ダイアログにて「限定表示利用対応」にチェックを入れ、マップ定義を作成するため、「…」ボタンをクリックします。




  2. 表示要素/非表示要素は「リストから選択」を選択して、任意色を割り当てて下さい。「保存」ボタンクリックにて、任意名称を入力し「OK」ボタンクリックします。




  3. プリンタ印刷ダイアログに戻り、印刷を実行してください。





■ 複数図面を1つのPDFファイルにまとめて出力したい。


  • 出力ユーティリティを利用して、複数図面を1ファイルのPDFファイルとして出力可能です。

【 操作手順 】

  1. CADSUPER Launcher 補助ツールタブより出力ユーティリティを起動します
    (もしくは、デスクトップからスタート−CADSUPER****−出力ユーティリティ)




  2. ツール-標準出力先の設定クリック、標準出力先がPDF出力になっていることを確認して下さい。
    指定されていない場合は、PDF出力選択、「標準に設定」にて変更して下さい。




  3. ツール−オプション−ユーザーオプションを選択します。




  4. 連続単位タブにて「まとめる図面数」(例:下記画像では4図面毎1ファイルとして出力)を入力、プリンタ/PDFタブにて「PDFを連結して出力する」にチェックオンをしてください。




  5. ユーザーオプション設定を終了し、出力ユーティリティ画面へ該当図面をドラッグアンドドロップし、出力アイコンをクリックして下さい。







■ 複数個所の範囲印刷を一度に行いたい。(CADSUPER2018〜)


  • 1ファイルに図面を複数配置している場合、用紙サイズの仮表示を確認しながら
    複数の範囲印刷を行う事ができます。

【 操作手順 】

  1. 「ファイル」−「プリンタ出力」−「複数範囲印刷」を選択します。




  2. コマンドモードにて、用紙サイズ/方向/回転角度を選択します。




  3. 印刷範囲、左下原点位置をクリックし範囲を確定します。  用紙サイズを変更し、複数範囲を指定できます。




  4. 右クリック−確定でプリンタ印刷ダイアログが表示されます。「OK」ボタンで出力です。







■ PDFファイルに出力する際、出力解像度を変更できますか?


  • パラメータ設定で、図面内の画像データの出力解像度を変更できます。
    これにより、PDFデータ自体のサイズを調整することができます。

【 操作手順 】

  1. 「ファイル」メニューから「名前付けて保存」を選択し、「確定」します。




  2. 「ファイルの種別」より「PDFファイル(*.PDF)」を選択します。




  3. 「パラメータファイル」の「編集」ボタンをクリックします。




  4. 「解像度」を調整することで、PDFデータ自体のサイズを調整することができます。




  5. ※ OLE、イメージ要素などの画像がない図面には、影響がありません。



■ 点要素を印刷するにはどうすればいい?


  • 点要素は、そのままでは印刷できません。
    印刷するためには点の変換コマンドで線分要素へ変換する必要があります。

【 操作手順 】

  1. 「ツール」メニューからプロコマンドを選択し、「点の変換」を起動します。




  2. ダイアログで点の形状や大きさを設定します。




  3. 変換すべき点を選択し、確定します。




  4. 点要素が線分要素に変換されます。







■ 複数枚の図面を一括して、モノクロでPDFファイルで出力したい。


  • 複数図面の一括出力は、「出力ユーティリティ」にて行います。
    また、「モノクロ出力」の設定は「システムオプション」にて、PDF出力の設定は、「ツール」の「標準出力先の設定」にて行います。

【 「モノクロ出力」設定手順 】

  1. 「出力ユーティリティ」を起動します。

  2. 「ツール」メニューより、「オプション」-「システムオプション」を選択します。




  3. 「出力」タブにある「モノクロ印刷」にチェックを入れます。




  4. 「OK」ボタンをクリックして終了します。


【 「PDF出力」設定手順 】

  1. 「ツール」メニューより、「標準出力先の設定」を選択します。




  2. 「出力先」の一覧より、「PDF出力」を選択して、「標準に設定」ボタンをクリックします。




  3. 「標準」の欄に、「◎」印が付きます。




  4. 「OK」ボタンをクリックして終了します。


  5. 「ファイル」メニューから「印刷」にて出力します。







■ 範囲指定印刷時に、用紙サイズ枠を表示させながら印刷範囲を指定したい。


  • [ファイル]―[プリンタ出力]―[範囲]を選択後、コンソールパネルに”0”〜”5”の値を入力する事で、指定した用紙サイズの仮表示が表示されます。


【 操作手順 】

  1. [ファイル]―[プリンタ出力]―[範囲]を選択します。

  2. 仮表示させたい用紙サイズの番号を入力し、「Enter」キーを押します。
    (コンソールパネルを非表示にしている場合は、そのまま数字を押下して下さい。)



    入力された番号の用紙サイズで、印刷範囲の仮表示が表示されます。







■ PDFファイル保存時に用紙サイズ指定したい。


  • パラメータ設定で用紙サイズを指定することが可能です。


【 操作手順 】

  1. [ファイル]―[名前を付けて保存]で、ファイルの種類を「PDFファイル」を選択します。




  2. パラメータファイル横の「編集」ボタンをクリックします。




  3. 各用紙サイズ毎に出力するパラメータファイルを設定します。




  4. 出力する際にどの用紙サイズでPDF化するか選択できるようになります。







■ 「プロッタ出力」で「イメージ図」を確認すると、要素の線幅が太く表示され、団子状態で判読できない状態になる。 細線で表示することはできないか?


  • 線幅長が太く設定されていると思われます。
    「設定-属性」で、属性ダイアログを開き、該当の線幅名を選択して「変更」をクリックします。

設定-属性

  • 線幅長を細くします。
  • 線幅の設定




    ■ 図面を PDF データにするにはどうすればよいか?(Ver8〜)


    • PDFで出力する為には、別途PDFデータを作成するソフトが必要となります。(※1)
      (事前にインストールされている必要があります。)

      ※ Ver8.0より、図面の保存形式として、「PDF保存」が選択できるようになりました。
         (別途PDFデータを作成するソフトがなくても「PDF保存」が可能です。)

      ■ 「CADSUPER FXU Ver8.0 新機能紹介・PDF保存機能」をご参照ください。


    • 出力方法(1)
      [ファイル]−[プリンタ出力]にて「Adobe PDF」を選択します。

      [ファイル]−[プリンタ出力]

    • 出力方法(2)
      [ツール]−[エクスポート]−[PDF 出力]を選択します。

      [ツール]−[エクスポート]−[PDF 出力]

      (※1)
      「Adobe PDF」プリンターは、Adobe Acrobat(Adobe社)をインストールすると、セットアップされます。
      またその他にも、無料のサードパーティ製PDFプリンタをインストールすることでも、PDF出力することができます。


      ■ 無料のサードパーティ製PDFプリンタについては、こちらをご参照ください。


    ■ 色単位に、線幅を設定して印刷したい。どうすればよいか?


    • [ファイル]−[プリンタ出力]にて、「色と線幅を対応させる」にチェックを入れ、 「色と線幅のマップ選択」を選択します。
      色と線幅を対応させる

    • 「色と線幅のマップ選択」のダイアログが表示されたら、「新規作成」を選択します。 色と線幅のマップ選択

    • 各色の線幅をクリックして線幅を設定します。 色と線幅のマップ定義

    • 「OK」ボタンをクリックして、設定内容を保存します。



    ■ レイヤ状態設定で、印刷をOFFにしているのに、印刷される。


    • 下記のように、「レイヤ状態設定」で、印刷をOFFの状態にしているのに、各レイヤの図面が印刷される。
      レイヤ状態設定



    • 【対応方法】
      [ユーザプロパティ設定]−[全般2]の「表示状態と出力状態を連動」のチェックをはずします。

      [ユーザプロパティ設定]−[全般2]



    ■ 図面をPDFで保存すると、線種ピッチが大きく表示されることがある。


    • 図面をPDFで保存すると、下記のように線種ピッチが大きく表示されることがあります。
      PDF保存



    • 【対応方法】
      [出力ユーティリティ]を起動し、[システムオプション]−[出力]タブを選択し、「任意ペン詳細出力」にチェックを入れます。

      [システムオプション]−[出力]



    • 【設定後の結果】
      設定後結果




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    omo