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【iPad活用方法について】−企業としてどのように利用するか?−
■ 第2回 iPadの便利な機能 -三種の神器- <2012年05月29日号> |
さて、iPadを購入したら、まず最初に検討すべきは、iPadで利用するアプリケ−ションになるでしょう。
今回より、iPadを便利に活用する為に、よく利用されている「三種の神器」と呼ばれるアプリケーションについてご紹介いたします。
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(1)お勧めのアプリケーション
標準機能以外で、iPadでよく利用されている「三種の神器」と呼ばれるアプリケーションは下記の通りです。
@「Dropbox(ドロップボックス)」
A「GoodReader(グッドリーダー)」
B「Evernote(エバーノート)」
※ Dropbox、Evernoteは、容量制限がありますが無料で使用できます。
※ GoodReaderは、有償です。(\450円 2012年5月現在)
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(2)iPadにアプリケーションをインストールするには
まず、iPadにアプリケーションをインストール手順について、ご紹介します。
アプリケーションをインストールするには、標準にインストールされている'App store'を使用します。
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@'App store'をタップします。 (タップ:画面を軽く叩く(つつく)動作)
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A'App store'の下側にあるランキング(☆マーク)をタップするとよく使われるアプリケーションが表示されます。
・上の段は、有料アプリケーション、下の段(赤枠)は、無料アプリケーションです。
・右上の検索にキーワードを入れてアプリケーションを検索することもできます。
・アプリケション一覧の部分を水平にドラッグすると水平スクロールします。
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Bインストールするアプリケーションをタップするとアプリケーションインストール画面となります。
左上(赤い矩形)の「無料」または、「¥300」(数字は価格を表しています)のボタンをタップすると「APPをインストール」のボタンにりますので、インストールする場合は、さらにボタンをタップします。
※ インストールされていると「インストール済み」のボタン表示となります。
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C「Apple IDパスワード」を入力するとインストールします。
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(3)Dropbox(ドロップボックス) とは
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■Dropbox とは、オンラインストレージサービスの一つ
パソコンにある資料をわざわざ印刷して紙で見せるより、iPadで見たいということがあると思います。
その場合、普通ならパソコンのデータを、iPadに移して・・・と考えるところですが、Dropboxを利用すると、パソコンにある資料をiPadに入れるということを意識せずに、iPadで資料を見ることができます。
Dropbox とは、WEB上に自分専用のハードディスクを持つことのできるオンラインストレージサービスの一つです。
■WEB上でログイン不要
但し、通常のオンラインストレージサービスと違い、Dropboxはその都度、WEB上でログインする必要はありません。
専用のフォルダにファイルをドラッグするだけで自動でWEB上にアップロードしてくれます。
したがって、パソコンで作成したデータをこの専用フォルダに保存するだけで、iPadで参照することができますのでデータを転送する、移すということを考える必要がありません。
■バックアップツール
また、アップロードされたデータを、他のパソコンで参照すると、自動で更新後のファイルがダウンロードされる為、複数のパソコン間で、同期が自動で行われます。
更に、データはWEB上に保存される為、万が一パソコンが壊れた場合でも安心です。
したがってバックアップツールとしても利用することができます。
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(4)Dropbox(ドロップボックス)のインストール
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■iPadへのインストール
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上記「(2)iPadにアプリケーションをインストールするには」を参照して、インストールします。
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■パソコン側へのインストール
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iPadとデータ共有させたいパソコンにDropboxをインストールします。
【ダウンロードサイト】(2012年5月現在) https://www.dropbox.com/downloading
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上記ダウンロードサイトからプログラムをダウンロードします。
「Dropbox x.x.x.exeを開く(xは、数字を表します。)」のダイアログが表示されますので「ファイル保存」のボタンを押してプログラムをダウンロードします。
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開いたページにセットアップ方法の説明が記載されています。(2012年5月現在)
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ダウンロードされたプログラムを起動し、「実行」でインストールを開始します。

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下記メッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。

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「Install」をクリックして指示に従ってインストールを続行します。

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インストール後、Dropboxのユーザ登録を行います。
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ユーザ登録には、下記の情報が必要となります。
「ユーザID」としてメールアドレス
「パスワード」
※ ユーザIDとパスワードは、パソコン、iPadともに同じものを使用します。
※ Dropboxは、利用できる容量の指定ができます。
2Gbyte まで (無料) / 50Gbyteまで(有償) /100Gbyteまで(有償)
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(5)Dropbox(ドロップボックス)の利用方法
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パソコンにDropboxをインストールすると下記のフォルダが作成されています。
『マイドキュメント\Dropbox\』

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Dropboxのフォルダの中が、iPadと共有(同じように見ることができる)になります。
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標準で、Dropboxのフォルダの中にサブフォルダとして『Photos』、『Public』、『share』が作成されています。
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■データの共有方法
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パソコンのデータをiPadで参照するには、Windowsのエクスプローラで、参照したいファイルを上記『\Dropbox』のフォルダに保存するだけです。
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『photos』フォルダの中に、デジカメから取り込んだ写真を入れると、iPadから同じ写真を見ることができます。
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また、iPadで撮影した写真をDropboxの『photos』の中に保存すると、パソコンの『マイドキュメント\Dropbox\photos』の中にiPadで撮影した写真が保存されます。
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尚、一度『\Dropbox』に保存したファイルに追加・修正を加えれば、自動的に同期がとられることになります。
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■iPadで撮影した写真をDropboxへ保存するには
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「アップロード」のアイコン(下の赤い矩形)をタップします。
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保存する写真を指定(タップ)します。
(A)の部分で保存するフォルダを指定することができます。
写真を指定終われば、アップロード先を指定してアップロードのボタン(右上の青いボタン)をタップします。
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次回は、【GoodReader(グッドリーダー)】についてご紹介いたします。
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