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 【iPad活用方法について】−企業としてどのように利用するか?−



■ 第1回  iPadの基本&利用シーン   <2012年04月26日号>


(1)iPadとは

一言で言うと、iPadとはアップル社によって開発されたタブレット型端末になります。
モデルは、大きく分けて【Wi-Fiモデル】【Wi-Fi+4Gモデル】になります。

【Wi-Fiモデル】・・・・無線LAN環境で利用
【Wi-Fi+4Gモデル】・・無線LAN環境+4G回線(携帯電波)環境で利用

これに、ハードディスクの容量/サービス内容に応じて金額が変わります。


【Wi-Fiモデル】と【Wi-Fi+4Gモデル】の主な仕様

モデル 【Wi-Fiモデル】 【Wi-Fi+4Gモデル】
容量 16GB
32GB
64GB
16GB
32GB
64GB
通信 Wi-Fi(802.11a/b/g/n)
Bluetooth 4.0テクノロジー
Wi-Fi(802.11a/b/g/n)
Bluetooth 4.0テクノロジー
携帯電話通信
GPS搭載 なし あり
(Assisted GPS)



『どちらのモデルを選択すればよいか?』ということになれば、利用シーンからモデルを選ぶ必要があります。

例えば、社内や自宅など無線LANが利用できる環境のみで利用する場合は、【Wi-Fiモデル】で十分ですが、Wi-Fi環境が無い遠隔地や、外出時に使用することが多い場合には、【Wi-Fi+4Gモデル】が有効です。

これは、携帯電波を利用できますので、携帯が繋がる場所では、【Wi-Fi+4Gモデル】が利用できるからです。


(2)iPadの特徴について

さて、iPadの情報は、インターネットをちょっと検索するだけで様々な情報がありますが、その特徴としては、やはりタッチパネルによる簡単操作、美しいカラーディスプレイ表示、長時間のバッテリー駆動、ワイヤレスでの高速のネットワーク環境、豊富なアプリケーション等が挙げられます。

ノートパソコンと比べれば、持ち運びもしやすく外出先でも手軽に利用できる端末ですが、一般的なパソコンと比べて、「入力の多い作業」に利用するには、あまり向いていません。

基本的には、デジタルコンテンツ全般を見て楽しむ為の端末と言えるでしょう。


(3)iPadの利用シーンについて

企業での利用シーンとして、すぐに思いつくのが、営業ツールとしての利用ですね。
その中でも、

  • 効果的なプレゼンテーション
  • 名刺管理
  • 図面などのドキュメント再利用
  • サポート/メンテナンスでの利用

などが頭に浮かびますが、では実際に利用するにあたって『どうやったら効果的に利用できるの?』となります。

『効果的なプレゼンテーション』も単純にPDFファイルをパラパラマンガの様にページ捲りで説明するのでは、ノートパソコンで説明するのと変わりはありません。
ここで登場するのが、様々なアプリケーションとの【組合せ】です。

プレゼンテーションを行いながら、アプリケーションの切替で図面などの検索を行い、リアルタイムに情報をお客様向けにプレゼンを行う事で、より視覚的に、効果的なプレゼンが行えます。

また、先程「入力の多い作業」に利用するには、あまり向いていません。」とご説明しましたが、入力負荷を減らすアプリケーションを利用・開発することで、作業現場において、様々な作業の効率化を図る可能性が広がります。



次回は、【iPadの便利な機能】についてお話したいと思います。



【Back Number】
第1回  iPadの基本&利用シーン          <2012年04月26日号>
第2回  iPadの便利な機能 −三種の神器−   <2012年05月29日号>
第3回  iPadの便利な機能 −三種の神器−   <2012年06月27日号>
第4回  iPadの便利な機能 −三種の神器−   <2012年07月27日号>
第5回  企業でiPadを導入する場合の注意点   <2012年08月29日号>
第6回  iPad活用事例(1)〜外出先で図面を利用する〜   <2012年09月28日号>
第7回  iPad活用事例(2)〜iPadで、魅せるプレゼンテーション〜   <2012年11月30日号>
第8回  iPad活用事例(3)〜 タッチde IT! 〜  <2012年12月26日号>





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