CADSUPER FX�U

【５】寸法線関連の強化・改善

　 5.1 寸法関連：表記機能追加

　 5.2 ［寸法］−［長さ］−［２円間］コマンド

　 5.3 ［寸法］−［角度］−［単独］コマンド

　 5.4 ［寸法］−［記号］−［仕上げ］コマンド

　 5.5 ［寸法］−［記号］−［幾何記号］コマンド

5.1 寸法関連：表記機能追加

JISに記載されていながら、FX�Uで記述が出来ていない寸法関連の書式に対応します。

（１）寸法補助記号（穴関連）をJISに準拠

• 2010年に改正された穴関連の記号について、引出線（コメント）などで表記できるように対応します。
  
  
  
  これらの形状は、文字列内に埋め込んだ「記号表記用文字情報」を線分で表記します。
  ※この記号は要素ではありませんので、「形状」として認識することは出来ません。
  
  これらの記号が簡易に入力できるよう、文字記入時に入力ボタンを設けます。
  
  
  
  
  

（２）寸法公差をJIS Z8317-1 6.2寸法許容差項目に準拠

• FX�Uでは以前の書き方「寸法値に対して、公差を小さく描画する」ようになっています。
  （図１）
  JIS（日本工業規格）の内容で、公差の表記に関して　JIS Z8317-1　6.2 の記載があります。（図２）
  FX�U上でも（図２）の表現が出来るように対応します。
  
  （図１）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（図２）
  
  
  【文字縮小（1/2サイズ）設定のコントロール】
  
  　［設定］−［ユーザープロパティ設定］
  
  
  　［文字］−［文字属性］
  
  
  

5.2 ［寸法］−［長さ］−［２円間］コマンド

（１）２円中心間寸法線

• 標準のポイントモード設定で利用中、円を認識する時に[Ctrl]キーを押しながら認識することで、円の中心を計測点として利用できるようにしました。
  
  
  
  
  

5.3 ［寸法］−［角度］−［単独］コマンド

（１）作図位置の指定

• 寸法の作図位置として、計測線上点を選択できるようにしました。
  
  
  
  
  

5.4 ［寸法］−［記号］−［仕上げ］コマンド

（１）基準点の指定

• 記号の先頭が▽形状だった場合に、三角の頂点を基準に配置する設定を設けました。
  
  
  
  
  

5.5 ［寸法］−［記号］−［幾何記号］コマンド

（１）配置基準点の選択

• 記号矩形の４角を記号は位置基準点として選択できるようにしました。