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CADSUPER FXU

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CADSUPER FXU Ver9.0 新機能紹介

作業を容易にするための【新コマンド】についてご紹介いたします。


更新日:2014年02月28日

【3】新コマンド

  3.1 現表示範囲取得/設定機能(CADSUPER SXのF1〜F5相当)

  3.2 寸法線修復コマンド

  3.3 [寸法]−[寸法線選択削除]コマンド

  3.4 [寸法]−[手動→自動]コマンド

  3.5 前回コマンドの実行

  3.6 [ツール]−[ラスタ]−[消しゴム]コマンド

  3.7 [編集]−[トリム]−[閉ループ]コマンド

  3.8 [キーボード用]−[要素属性切替2]コマンド

  3.9 投影図編集コマンド






3.1 現表示範囲取得/設定機能(CADSUPER SXのF1〜F5相当)

任意の範囲を表示範囲として指定、その範囲を表示できる様に機能を搭載します。
表示範囲として、5件範囲を保持、反映できます。

現表示範囲取得/設定

現表示範囲取得/設定



3.2 寸法線修復コマンド

投影図が更新された時に追従し切れなかった寸法線を、簡易に判定/修正する機能です。
投影図で生成された寸法に限らず、利用できます。

■修復対象要素
 修正対象は、
  【長さ寸法線/累進長さ寸法線/半径寸法線/直径寸法線/角度寸法線】
 となります。

■動作

  1. 寸法線チェック機能
    コマンド起動後、[スペースキー]を打鍵(バックオペレーションを実行)すると、
    下図ダイアログが起動します。
    このダイアログ内の設定を任意の状態に変更し、[寸法線確認]ボタンを押すと、
    寸法線として不適切(計測点がずれている)寸法線が確認色で表示されます。

    寸法線チェック機能

  2. 寸法線修正機能
    チェック機能で判別した不具合の寸法線を修正します。
    対象寸法は判別された寸法以外も可能です。

    オペレーションとして
     @修正対象寸法指定
     A修正対象位置/要素指定
    の手順で行います。

    【長さ寸法線の例】
    長さ寸法線の例


    【直径(半径)寸法線の例】
    直径(半径)寸法線の例


    【角度寸法線の例】
    角度寸法線の例



3.3 [寸法]−[寸法線選択削除]コマンド

寸法線のみに特化した削除機能を搭載します。
通常の削除では切り分けて出来ない、「寸法種類別の削除」や「寸法文字残し」の削除をできるようにします。

寸法線選択削除



3.4 [寸法]−[手動→自動]コマンド

手動寸法として記載されている寸法線を、自動寸法に変換するコマンドを用意します。

【注意】寸法値区切りとして「||」で囲まれた範囲の値がかわる可能性があります。

手動→自動



3.5 前回コマンドの実行

直前に実行した通常コマンドを起動する機能を「コマンド」として提供します。
(実行中の前の通常コマンド。コマンドが終了していれば、そのコマンドになります。)

当コマンドは、キー等に割り付け可能です。

【注意】通常コマンド実行中に、割込みコマンドが終了すると2番目に来ますが、このような場合はその下3番目のコマンドが起動対象となります。

前回コマンドの実行



3.6 [ツール]−[ラスタ]−[消しゴム]コマンド

取込んだラスタデータ内の不要な線やゴミを任意で消せるコマンドを用意します。
(FX−ラスタ機能の「消しゴム」に相当)

[ツール]−[ラスタ]−[消しゴム]

点在しているゴミを「消しゴム」機能で消去

実行結果

【制限事項】
  利用可能なラスタデータは、モノクロのみとなります。



3.7 [編集]−[トリム]−[閉ループ]コマンド

閉ループを選択し、交差した要素の内側もしくは外側をトリミングします。

内トリムの例
                    <内トリムの例>

外トリムの例
                    <外トリムの例>



3.8 [キーボード用]−[要素属性切替2]コマンド

カレント属性を選択した要素の属性に変更するコマンドである要素属性切替コマンドに、カレントレイヤも切り替わる機能も追加したコマンド。
元々ある要素属性切替とは別に追加されている。



3.9 投影図編集コマンド

投影図の編集コマンドに、新たに下記のコマンドが追加となりました。

1.[隠線追加]コマンド
2.[隠線削除]コマンド
3.[断面隠線追加]コマンド
4.[面取り線削除]コマンド

  1. [隠線追加]コマンド
    一方の投影図内で領域を矩形・円で指定し、他方の投影図に領域内の隠線要素を追加します。
    2つの投影図の元3Dモデルは同一モデルである必要があります。
    また追加する隠線は隠線レイヤに追加されます。

    [隠線追加]

  2. [隠線削除]コマンド
    一方の投影図内で領域を矩形・円で指定し、他方の投影図に領域内の隠線要素を削除します。
    2つの投影図の元3Dモデルは同一モデルである必要があります。
    また削除する隠線は隠線レイヤに所属するものです。

    [隠線削除]

  3. [断面隠線追加]コマンド
    一方の投影図内でポケット高さと切断位置の指定を行い、指定位置での切断を実行して、ポケット高さまでの断面形状を他方の投影図に隠線で追加します。
    2つの投影図の元3Dモデルは同一モデルである必要があります。また追加する隠線は隠線レイヤに追加されます。

    [断面隠線追加]

  4. [面取り線削除]コマンド
    指定した投影図の投影方向に垂直な平面に存在するC面取りで、指定面取り角度で指定面取り長さ以下に面取り線を削除します。
    面取り角度、面取り長さの入力が可能です。
    また削除対象要素は線分です。

    [面取り線削除]



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