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CADSUPER Works

CADSUPER Works お役立ち情報

CADSUPER Worksに関して、お役に立てる情報をご提供いたします。




更新日:2024年3月5日

■ INDEX

■ ライブラリフィーチャーの作成方法

ライブラリフィーチャーとは、フィーチャーやモデル形状等、よく利用する形状をデザインライブラリに登録したものになります。利用したいモデルにドロップして簡単に形状を生成します。

【操作方法】

  1. 部品ファイルにて形状を作成します。もしくはライブラリフィーチャーにする部品データを開きます。
  2. ライブラリフィーチャーにしたいフィーチャーを選択し(複数選択可)、1)で作成したフォルダにドラッグ&ドロップします


  3. ▼任意フォルダーを作成する事が可能です。designLibraryを右クリック、新規フォルダーで作成できます。



    ▼登録できるフィーチャーは、スケッチのみ、もしくはアノテートアイテム(注記や記号)等も対象です。部品やアセンブリデータそのものもデザインライブラリとして登録可能です。



  4. 任意ライブラリ名称を入力しOKをクリックします。



  5. ライブラリフィーチャーを挿入する部品データを開きます

  6. 配置したい面にライブラリフィーチャーをドラッグ&ドロップします。挿入するコンフィギュレーションを選択、配置の参照点をクリックし、OKをクリックします。



 
  • 挿入時の配置点は、ライブラリフィーチャー作成時の原点位置です。
  • ライブラリフィーチャーを作成時に、コンフィギュレーションを作成しておくと、挿入時にコンフィギュレーションを選択可能です。
  • ライブラリ部品へリンクにチェックを入れると、元のライブラリフィーチャーに形状変更があった場合は、挿入したフィーチャーも変更します。
  • 挿入されたライブラリフィーチャーは原則編集ができません。編集が必要の際は、ライブラリフィーチャーの解体を行って下さい。
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■ 合致参照の操作方法

合致参照とは、予め部品データに合致情報を付与しておき、アセンブリ挿入と同時に該当箇所に合致を付ける動作・機能です。繰り返しアセンブリに挿入する部品に作成する事で、部品毎に必要な合致作成作業を軽減できます。

【操作方法】

  1. 部品データを開きます。(ボルト・ねじの様な形状)
  2. [挿入]−[参照ジオメトリ]−[合致参照]を選択します。
  3. エッジを選択、参照名を任意名称入力、合致種類をデフォルトにします。



  4. 部品を上書き保存します。

  5. アセンブリの挿入する穴部分に部品をドラッグして挿入します。部品の挿入をピン固定する事で、連続して穴に部品挿入+合致付与をすることができます。



この方法では、挿入される側の部品には設定は不要です。今回の形状では、ドラッグした際に認識した穴円エッジに対し、同心・一致が自動で付きます。合致を「デフォルト(自動)」以外にも、選択面等により任意合致を指定可能です。


※名前が一致する場合のみ合致を作成

合致参照コマンドでは、「名前が一致する場合のみ合致を作成」のオプションがあります。設定が有効の際は、挿入される部品・挿入する部品に同名の合致参照を作成する必要があります。



同じ参照合致名がある場所にドラッグすると配置しますが、参照名が相違する場所に配置しません。




■ 合致参照エラー自動修復(CADSUPERWorks2023 新機能)

アセンブリにて、部品を置換した・形状修正を行った場合等、参照先が見つからず合致がエラーになることがあります。元のエンティティと同じ位置にある構成部品から見つからない参照エンティティを自動選択し、エラー修復を行います。

【操作方法】

  1. フィーチャーマネージャーデザインツリーより、合致エラーのフィーチャーを右クリックします。
  2. コンテキストツールバーにある「自動修復」をクリックします。複数合致エラーの場合は、合致フォルダを右クリックし「自動修復」を選択します。


  3. エラーが修復されたメッセージが表示されます。自動修復が出来ない場合は、手動で修正してください。




■ アセンブリでの部品表示・非表示方法

点数が多いアセンブリでは、中にある部品のエンティティを選択する場合等、必要に応じて部品を「非表示」にする事があります。いろいろな「非表示」にする方法をご案内致します。

【操作方法】

<非表示>

  • ✓フィーチャーマネージャーデザインツリー −表示パネルより、表示/非表示列のアイコンをクリックします。


  • ✓フィーチャーマネージャーデザインツリーや、グラフィック領域で部品を選択、右クリック−コンテキストツールバーの非表示アイコンクリックします。


  • ✓グラフィック領域で、非表示にする部品上にマウスオーバーし、Tab キー押下します。


<表示>

  • ✓フィーチャーマネージャーデザインツリー −表示パネルより、表示/非表示列のアイコンをクリックします。


  • ✓フィーチャーマネージャーデザインツリーや、グラフィック領域で部品を選択、右クリック−コンテキストツールバーの表示アイコンクリックします。


  • ✓グラフィック領域で、非表示部品があるあたりにマウスオーバーし、Shift+Tab キー押下します。


  • ✓フィーチャーマネージャーデザインツリー、トップアセンブリを選択し右クリック−ポップアップメニュー−子も表示で全ての非表示部品を表示します。この方法では、サブアセンブリ内の子部品を含め、全て表示になります。


  • ✓Ctrl + Shift + Tab キー押下で一時的に非表示要素のみを表示します。この状態で透過されている非表示部品をクリックすると表示部品となります。


  • ✓アセンブリツールバー(アセンブリコマンドマネージャータブ)−非表示構成部品の表示選択、非表示部品が反転表示し、表示する部品を選択します。




■ アセンブリでのいろいろな部品の選択方法

アセンブリに利用している部品ファイルは、アセンブリによってはかなりの数になることがあります。このアセンブリ上での部品ファイル選択方法も複数あります。

【操作方法】

  • アセンブリファイルを開き、[ツール]−[搭載部品の選択]より任意選択方法を選択します。
    もしくは、グラフィック領域で右クリック−選択アイコンの▼をクリックします。
    赤枠部分が部品ファイルの選択方法になります。

     
    • すべて選択
      アセンブリで利用している全ての部品を選択します。

    • ボリューム選択
      選択用の立方体を矩形作成し、この範囲に含まれる部品が選択されます。

    • 抑制選択
      抑制状態の部品を選択します。

    • 非表示選択
      非表示になっている部品を選択します。

    • 合致選択
      選択した部品に合致されている他部品を選択します。


    • 一致構成部品を選択
      選択した部品と同じ構成部品を選択します。(部品Aが複数配置されている場合は、全ての部品Aを選択)


    • 内部構成部品を選択
      六面全て他部品の陰になり、内包されている部品を選択します。

    • サイズで選択
      アセンブリの境界範囲サイズと比較し、指定パーセンテージより小さいサイズを選択します。



    • ビュー基準
      正面図・平面図等のビュー方向で見た際に表示されている部品を選択します。



    • Toolbox選択
      Toolbox部品を選択します。



    • フレキシブルサプアセンブリを選択
      フレキシブルになっているサブアセンブリを選択します。



    • 選択詳細設定
      詳細設定ダイアログより、体積やエラーの有無等、色々な検索基準で部品を選択・検索が可能です。



  • ■ アセンブリで利用している部品ファイル群を1つのフォルダにまとめたい

    アセンブリに利用している部品ファイルは、それぞれいろいろなフォルダパスに保存されています。これを、指定のフォルダにまとめて保存(コピー)する事が可能です。
    その際に、ファイル名の変更や、保存先変更の有無をファイル毎に指定可能です。

    【操作方法】

    1. アセンブリファイルを開き、[ファイル]−[Pack and GO]を選択します。
    2. 保存先フォルダの「参照」ボタンより、保存するフォルダを選択し、「開く」ボタンで指定します。
    3. 「保存」ボタンクリックで指定フォルダにコピー保存致します。



      上記作業で、指定フォルダにアセンブリで利用している全てのファイルが保存(コピー)致します。

    【Pack and Go 各設定】

    1. 保存する種類の選択
      チェックオンのものが対象になります。

    2. 保存するファイルの選択
      チェックオンのものが対象になります。
      例:アセンブリファイルのみ別フォルダに纏めたい等

    3. 保存先の選択
      参照ボタンよりまとめて保存するフォルダを指定します。zipファイルに保存する事も可能です。
      保存する際に、現在のフォルダ階層を保持したまま保存か、指定フォルダに階層なくファイル群を保存するかを選択できます。

    4. 保存するファイル名の変更
      プレフィックス追加(名称前)・サフィックス追加(名称後)に任意文字を追加して指定フォルダに保存します。

    【Tips】

    新規フォルダ名や保存先フォルダは、任意セルをダブルクリックする事で、個別に保存先や保存時のファイル名を変更できます。

    各列名上で右クリック-選択/置換でファイルを検索して選択や、任意文字を置換する(ファイル名や保存先)事ができます。


    例1)assyと名前が付くファイル名を、assy→アセンブリに置換した名前で新規ファイル保存


    例2)元のファイル名にフレームが含まれているものの、選択解除


    ■ マルチボディの部品ファイルをアセンブリファイルに変更したい

    マルチボディの部品ファイルを、アセンブリファイルに変換します。



    【操作方法】

    1. 部品ファイルを開き、[挿入]−[フィーチャー]−[ボディ保存]を選択します。
    2. アセンブリ作成の「参照」ボタンより、アセンブリを保存するフォルダ・アセンブリファイル名を入力し、「開く」ボタンで指定します。

    3. アセンブリに使用する部品(ソリッド)にチェックを入れ、部品ファイル保存場所、部品ファイル名を指定します。
      「タイトル自動指定」にて、部品ファイル名を自動生成する事も可能です。(任意ソリッド名がある場合は、その名前を引き継ぎます。保存場所は2.で指定したアセンブリファイルと同じフォルダになります。

    4. 「OK」クリックします。指定フォルダにアセンブリ・部品ファイルが生成されます。
      ※この方法で作成すると、元の部品ファイルへ外部参照されます。リンク不要の場合は、外部参照を全てブレークする必要があります。また、合致情報は自動生成されません。適宜手動で合致を定義してください。


    ■ アセンブリファイルを部品ファイルに変更したい

    アセンブリデータを、マルチボディの部品データに変換します。



    【操作方法】

    1. アセンブリデータを開き、[ファイル]−[指定保存]を選択します。
    2. ファイルの種類を「SOLIDWORKS Part(*.prt,*.sldprt)」に変更します。
    3. 保存するジオメトリは「全構成部品」を選択します。※1
    4. ファイル名や保存先フォルダを指定し、「保存」をクリックします。


    5. ※1 保存するジオメトリについて

      • 全構成部品
        全ての表示されている部品をソリッド変換します。非表示・抑制されている部品は変換対象外になります。
      • 外側の面
        アセンブリ形状の、外側の面のみサーフェスボディとして変換します。
      • 指定した構成部品を含む
        内部構成部品の表示範囲や体積等の基準により、ソリッド変換を行う対象を調整します。



    ■ 原点位置が希望の位置では無い場合の対処法

    他形式データを取り込んだ際、原点位置が希望の位置では無い、正面図の方向とモデルの表示方向が合わないといった事があります。原点を移動する事はできませんが、希望方向・位置が原点になるようボディの移動・回転を簡単に行う事ができます。



    【操作方法】

    1. [挿入]−[参照ジオメトリ]−[座標系]を選択します。
    2. 原点位置にしたい箇所をクリックします。(点が無い場合は、スケッチ点でも選択可能)

    3. X軸方向にしたいエッジ(スケッチ線や平面)、Y軸方向にしたいエッジ(スケッチ線や平面)を選択します。軸のプラス方向が逆の場合は反転ボタンにて変更します。(必要あればZ軸方向も指定)

    4. 「OK」をクリックし、相対原点を作成します

    5. [CADSUPERWorks]−[ボディ座標変換]を選択します。
      モード「ボディ」を選択、移動させるソリッドボディを選択、選択座標系は、先に作成した座標系を選択し、「OK」をクリックします。


      作成した相対原点(座標系1)位置が原点位置になるよう、ボディ移動・回転コマンドが裏で実行されています。




    ■ 会社ロゴをスケッチに取り込みたい(画像の輪郭をスケッチに取り込み)



    【操作方法】

    1. [ツール]−[アドイン]を選択します。「Autotrace」にチェックオンで機能を有効にします。

    2. 配置する面を選択、[挿入]−[スケッチ]にてスケッチ作成に入ります。

    3. [ツール]−[スケッチツール]−[スケッチ図]を選択します。

    4. 会社ロゴの画像(bmp/gif/jpg/tif/wmf/png/psd)を選択し、「開く」をクリックします。

    5. 取り込んだ画像サイズを調整し、をクリックします。

    6. 任意の選択ツールを選択します。


      ●矩形選択では、輪郭が必要な画像を矩形選択します。


      ●色選択(スポイトアイコン)では、選択した色と同色範囲の輪郭を自動選択します。

    7. 「トレース開始」ボタンクリックで輪郭をスケッチに変更します。

    8. 輪郭の認識を調整するには、調整項目のスライドを調整してください。
      ※輪郭の認識には、背景と輪郭になる画像(今回であれば会社のロゴ文字)がハイコントラストであればあるほど認識しやすくなります。(背景白/文字が黒色等)

    9. 作成された輪郭スケッチは、通常のスケッチエンティティです。必要に応じて編集して下さい。


    ■ 複数ファイルを一度に他形式やPDF に保存したい

    Parasolid やPDF は、該当データを開き、[ファイル]−[指定保存]から行う事ができます。複数ファイル変換をする場合は、1ファイルずつ保存する以外にも、一括変換コマンドにて一度に変換する事が可能です。

    【操作方法】

    1. データを開いていない状態でCADSUPERWorks を起動します。
    2. [CADSUPERWorks]−[一括変換印刷] を選択します。

    3. 「一括変換」を選択します。



    4. 「ファイル追加」をクリックし、複数ファイルを取り込みます。また、エクスプローラーから複数ファイルをドラッグ&ドロップでも追加可能です。



    5. 対象ファイルを選択し、「ファイル設定」をクリックします。



    6. 出力先フォルダや出力形式を選択し、「OK」をクリックします。(1ファイルのみ選択時には、コンフィギュレーションも指定可能です)



    7. 変換終了後、先頭列に記号が表示されます。変換の処理状態が確認できます。



    8. ※変換結果記号
      〇 ・・・・・・・ 正常変換
      × ・・・・・・・ 変換エラー
      → ・・・・・・・ 変換中
      | ・・・・・・・ 変換待機中
      # ・・・・・・・ 変換停止


    ■ 投影時に出力する部品表の内容をカスタマイズしたい

    投影図や組立図コマンドで、形状と一緒に部品表(ボディリスト)を配置できます。この部品表に表示する項目を変更できます。

    【操作方法】

    1. [CADSUPERWorks]−[設定] を選択します。
    2. [部品表・穴一覧・各リスト]を選択します。



    3. 「追加」をクリックし、新しいテンプレートを作成します。名称は任意名称を入力します。



    4. 「追加」をクリックし、必要な項目をリストから選択、「OK」をクリックする事で追加します。(「反映」をクリックすると、既存テンプレート項目を取得します)



    5. 「OK」をクリックし、テンプート追加ダイアログを閉じます。

    6. 「OK」をクリックし、設定ダイアログを閉じます。

    7. 組立図コマンドにて、部品表テンプレートを選択して出力して下さい。



    8. Tips

      4.の項目を追加ですが、ユーザー定義を設定している場合は、ユーザー定義情報を追加する事ができます。



    ■ マルチボディを隠線処理する方法

    マルチボディを投影する際、陰線処理が正しく行われない場合があります。

    複数ソリッドボディがある場合、ボディの重なりが正しく検出されない場合があります。
    [CADSUPERWorks]−[設定]−[共通] 「投影形状取得時に重なるボディを検出する」にチェックを入れる事で改善します。




    ■ 操作パネル(1)を利用する方法(レイヤ操作/要素認識マスク/カレント属性変更)

    画面左側にある操作パネル(1)には、いろいろなコマンド機能が割り振られています。スタイルやレイヤ切替だけではなく、要素認識マスクや選択コマンドプロパティ動作も可能です。

    【操作方法】

    <スタイルタブ>
    作図スタイルを切り替える事ができます。操作パネル上で右クリックすると、以下動作が選択できます。
  • 属性切り替え
  • スタイル設定
  • スタイルセットイメージ一覧



  • <レイヤタブ>
    カレントレイヤやレイヤ状態の変更ができます。操作パネル上で右クリックすると、以下動作が選択できます。([表示]、[表示]−[レイヤ]メニュー同コマンド群)
  • レイヤ色別表示
  • レイヤ状態別色表示
  • 全レイヤ分割
  • 選択レイヤセット分割
  • 指定要素レイヤアクティブ
  • カレントレイヤに設定
  • グレイアウト表示
  • 状態色を背景色で利用
  • 状態一括変更時、カレントレイヤ状態未変更
  • 全レイヤセット書込状態
  • カレントレイヤセツト以外状態変更
  • 選択レイヤセット以外状態変更
  • 選択レイヤ以外状態変更
  • レイヤ変更
  • レイヤ状態登録(状態切替タブで利用する状態登録)
  • レイヤ削除
  • 全てのレイヤセットを開く
  • 全てのレイヤセットを閉じる


  • <状態切替タブ>
    レイヤタブで登録した状態設定を切り替える事ができます。レイヤ状態は複数登録が可能の為、よく利用するレイヤ状態を登録しておくことで、簡単に希望のレイヤ状態に切り替えできます。
    状態登録はレイヤタブで行います。「右クリック」「レイヤ状態登録 」で今の状態を任意名称で登録します。
  • レイヤ色別表示
  • レイヤ状態別色表示
  • 全レイヤ分割
  • 指定要素レイヤアクティブ


  • <認識タブ>
    認識コマンド同様に要素をグルーピング選択矩形選択する際に認識する要素を指定できます。チェックがある条件の要素が認識対象です。


    <点認識タブ>
    端点・交点を認識す 際に、点を認識する要素を指定できます。文字修飾要素の端点も対象です。チェックがある条件の要素が認識対象です。


    <要素>
    要素認識時には選択要素情報を選択していない場合はカレントの属性情報が表示されます。カレント属性の変更や要素認識時には、属性や配置レイヤ、長さ径、フォント等を変更できます。
  • 要素未選択


  • 要素認識(赤枠項目が変更可能)


  • ※操作パネル(1)に表示する機能を変更可能です。操作パネル(1) タイトル横で右クリック、チェックオフで非表示します。


    ■ 複数データを一度に投影図作成する方法

    他形式データ変換、印刷、投影図作成は現在開いているデータのみ作業致します。 ご案内するコマンドをご利用する事で、複数データを一気に投影図作成が可能です。(CADSUPERデータとして投影図作成)

    <操作方法>

    1. データを開いていない状態で、CADSUPERWorksを起動します。
    2. [CADSUPERWorks]−[一括モデル投影]を選択します。
    3. 「ファイル追加」をクリックし、複数ファイルを取り込みます。また、エクスプローラーから複数ファイルをドラッグ&ドロップでも追加可能です。



    4. 対象ファイルを選択し、「ファイル設定」をクリックし、投影図設定や出力フォルダを変更し「OK」をクリックします。



    5. 「OK」をクリックし投影図作成を行います。




    ■ 図面のねじ谷を3/4円描画する方法

    Drawingへ穴ウィザードで作成した穴形状を投影図配置した際、穴のねじ谷描画を真円か、規格に沿った3/4円描画にするか設定にて調整可能です。



    <操作方法>

    1. 図面を開いている状態で、[ツール]−[オプション]−[ドキュメントプロパティ]タブ−[設計規格]の全体的な設計規格を「JIS」にします。



    2. [詳細設定]のねじ山表示を「高精度」チェックオンにする事でねじ谷が真円描画になります。



    3. また、図面ビューのプロパティマネージャーにある、ねじ山表示でも切替可能です。




    ■ 指定線属性で投影する方法

    投影図・組立図コマンドでCADSUPERに配置する際、外形線や隠れ線等の属性を
    変更する方法です。

    3次元データを2次元に投影配置する際の線属性は、一部を除きCADSUPERに依存します。

    1. CADSUPERの、[設定]−[スタイル]を選択します。
    2. スタイル名「外形線」、「隠れ線」の線種・線幅・色で2次元に投影配置致します。
    3. 希望するスタイルセットを変更、もしくは各スタイルを変更後、CADSUPERWorksより
      投影を行って下さい。




    4. <既存スタイル変更方法>

      1. [設定]−[スタイル]を選択します。
      2. 既存のスタイルセットを編集する場合は、編集するスタイル名を選択し、[変更]をクリックします。



      3. 属性を変更、[OK]をクリックします。




      4. <新規スタイル作成方法>

        1. [設定]−[スタイル]を選択します。
        2. [一覧]をクリックします。



        3. [新規作成]をクリックします。



        4. 任意スタイルセット名を入力し、[OK]をクリックします。



          ※スタイル内容を編集する場合は、<既存スタイル変更方法>をご参照下さい。


        5. 軸線や中心線等の一部アノテートアイテムは、CADSUPERWorks側での設定になります。


          1. [CADSUPERWorks]−[設定]−[共通] 置換スタイルにて変更します。



          2. 変更するタイプを選択し、[変更]をクリックします。]をクリックします。
          3. [検索]をクリックし、CADSUPERからカレントのスタイルセット情報を獲得します。
          4. 任意スタイルを選択し、[OK]をクリックします。
            スタイル内容を編集する場合は、<既存スタイル変更方法>をご参照下さい。



          5. [OK]をクリックし、設定画面を終了します。

    ■ マルチボディの隠線処理の方法

    マルチボディを投影する際、隠線処理が正しく行われない場合があります。

    複数ソリッドボディがある場合、ボディの重なりが正しく検出されない場合があります。
    [CADSUPERWorks]−[設定]−[共通] 「投影形状取得時に重なるボディを検出する」
    にチェックを入れる事で改善致します。




    ■ 非表示ボディを投影しない方法

    複数ボディがあり、ボティを「非表示」にしている場合があります。初期設定では、この非表示ボティも投影配置対象になります。下記設定変更にて、投影対象外と致します。
    [CADSUPERWorks]−[設定]−[共通]
    「非表示ボディは対象にしない」チェックオン、[OK]ボタンクリックを行います。




    ■ 3Dプロパティを2D図面情報に追加したい

    CADSUPERWorksの[ファイル]−[プロパティ]−[ユーザー定義]タブにて、任意情報(プロパティ)を登録する事ができます。この情報を、CADSUPER投影図配置する際、図面情報に追加する事ができます。

    1. CADSUPERWorksにて、[ファイル]−[プロパティ]−[ユーザー定義]タブを選択、下記情報を入力し、[OK]をクリックします。

      ●プロパティ名     <材料名>
      ●タイプ <テキスト>
      ●値/テキスト表現 <材料>をリストから選択

      評価値には、適用した材料名が表示されます。上記方法では、適用した材料情報を取得し、自動で評価値が変わります。材料を変更すると、自動で評価値も変わります。
      今回は材料を追加しましたが、プロパティ名や値は、任意情報を入力しご利用頂く事も可能です。



    2. [CADSUPERWorks]−[設定]−[共通]、プロパティユーザー定義の反映を「新規図面のみ更新する」「すべての図面で更新する」どちらかを選択し、[OK]クリックします。

      ※「新規図面のみ」では、投影図で「新規図面に出力」時のみ追加します。「全ての図面」では、図面種類関係なく、投影図配置した際に該当プロパティを追記致します。
      仮に、A部品配置済み図面に、B部品を追加配置した場合は、材料はB部品のものに置換される事になります。
      また、投影図更新した際にプロパティ情報も更新したい場合は、「全ての図面」にする必要があります。



    3. CADSUPERにて、図面を開いていない状態で[ファイル]−[システムローカル設定]−[全般]−[図面付加情報設定]クリックします。



    4. [追加]ボタンクリック、「材料名」と入力後、[OK]クリックにてシスムテローカル設定を閉じます。
      ※追加する項目名は、1)で作成したプロパティ名と必ず同じ名称にして下さい。



    5. [CADSUPERWorks]−[投影図]にて要素配置後、CADSUPERの[ファイル]−[図面情報]−[図面属性]タブにて、「材料名」項目に追記されていることをご確認下さい。




    ■ 投影図配置時に、穴置換ができない場合の対処方法

    投影図コマンドにて「穴形状を部品に置換」有効にしても、2次元図面に穴属性がある状態で配置されない場合は、以下手順をご確認下さい。

    1. [CADSUPER Works]−[設定]を選択します。

    2. [穴]を選択、「自動追加」ボタンをクリックし、形状の穴ウィザード情報を追加します。



    3. [CADSUPER Works]−[投影図]実行し、「穴形状を部品に置換」チェックオン、「穴部品変換設定」をクリックします。



    4. 穴部品変換設定にて、「自動割当」ボタンクリックし、2)で設定に追加した情報と紐づけます。



      ※他、置換できない場合は、以下項目をご確認下さい。


      ●対象穴ウィザードは、JIS規格の「タップ穴」「通常穴」「ザグリ穴」「皿穴」「テーパー穴」です。また、タップ穴配置の際、[オプション]の「ねじ山」を選択して下さい。



      ●穴ウィザードをパターンコピーした穴形状は、[投影図]−[詳細設定]の「パターンの穴も対象にする」を有効にして下さい。

      ●穴形状があるソリッドをコピー・ミラーした場合は、[投影図]−[詳細設定]の「ねじ穴データ」を「穴のフェイスを検索」や「全フェイス検索」にして下さい。



      ※3D Interconnectにて取り込んでいる場合は、フィーチャーに緑の矢印が表示されます。




    ■ ショートカットキー(Sキー)のカスタマイズ方法

    キーボード「S」キーにて、マウスカーソル位置にショートカットバーが表示されます。このショートカットバーはカスタマイズする事が可能です。

    1. 「S」キーを押下します。

    2. 表示されたショートカットメニュー上で右クリック「ユーザー定義」をクリックします。



    3. [ツールバー]項目を選択し、任意コマンドアイコンをショートカットバーにドラッグアンドドロップします。
      ※ショートカットバーは、「部品」「アセンブリ」「図面」「スケッチ」それぞれの状態で表示をカスタマイズ可能です。[ユーザー定義するショートカットバーを選択]にて選択しカスタマイズをして下さい。




    ■ 正面(平面)方向を変更したい。

    テンプレートには正面/平面/右側面方向が定義されています。この方向を任意方向に割当する事が可能です。
    下記データですが、表示方向を、本来は「正面」方向ではなく「平面」方向にする予定でした。
    完成したモデルをボディ移動コマンドで回転する方法も以外にも、表示方向を変更する方法もあります。


    1. [スペース]キーを押し、ビュー セレクターと方向ダイアログボックスを表示します。

    2. ビューセレクターの「正面」をクリックします。(クリック後ビューセレクターが非表示になった場合は、再度スペースキー押下で呼び出して下さい。また、右上にあるプッシュピンアイコンでビューセレクターを固定表示できます。)



    3. 「表示方向更新」をクリックし、「平面」をクリックします。(現在表示されている状態がどの方向のものか指定)これで各方向が変更されます。


      ※参照平面の名称はそのままになります。必要に応じてフィーチャー名を変更してください。(F2キー押下)




    ■ 他形式データを取り込むと編集できない。

    IGESデータ等他形式データを開くと、形状編集のコマンドが適用できない場合があります。
    これは他形式データをコンバートせずデータを開く「3D Interconnect」機能が有効の為です。
    編集が必要の場合は、この機能をオフにしてデータを取り込み直して下さい。

    1. [ツール]−[オプション]を選択します。

    2. [システムオプション]タブの[インポート]を選択します。

    3. 「3D Interconnectを有効にする」をチェックオフにします。



      ※3D Interconnectにて取り込んでいる場合は、フィーチャーに緑の矢印が表示されます。




    ■ CADSUPER Works起動時に、指定モジュールで起動したい

    CADSUPER Worksを複数ライセンスご利用の際、設計者や・利用する機能により、「Premium」や「Pro」といったモジュールにて使い分けて頂いていると思います。
    モジュール事にインストールPCが別の場合は問題ございませんが、同じPCに利用設計者が複数いる場合やネットワークライセンスでの運用時など、特定のモジュールとは限らない場合があります。
    CADSUPER Works 起動時に、どのモジュールで起動するか選択する事が可能です。ご利用になるライセンスキーに合わせて選択できます。

    ※この機能を利用する為には、「Premium」ライセンスが必要です。

    1. CADSUPER Works インストール時に「Premium」モジュールでインストールします。

    2. CADSUPER Worksを起動します。

    3. [CADSUPER Works]−[設定]を選択します。

    4. [全般]選択、「CADSUPER Works の起動時にモデル選択ダイアログを表示する」チェックオンにします。




    5. [OK]ボタンクリック後、CADSUPER Worksを再起動します。

    6. 起動時にモジュール選択画面を選択し起動します。




      ※選択ウインドウの▼クリック、「Drawingオプションを追加するの」チェックオフにてDrawing機能無しで起動致します。また、「ショートカットを作成する」チェックオンにて、選択したモジュール用起動ショートカットを、デスクトップに作成致します。





    ■ 穴ウィザードのカスタマイズ方法

    穴ウィザードにオリジナルの規格を追加し、新たなサイズを追加する方法。

    <JIS規格を元にオリジナルの規格を作成する手順>


    1. [ツール]→[オプション]→[システムオプション]→[穴ウィザード/TOOLBOX]→[コンフィギュレーション]ボタンをクリックします。




    2. 1(穴ウィザード)をクリックします。




    3. [JIS]をクリックし、[規格のコピー]をクリックします。




    4. 新しい規格名を入力し、OK(緑チェック)します。




    5. [規格XXXを作成中です]のメッセージが消えるまでしばらく待ちます。左側のリストに新しい規格が追加されました。




    6. <既存のサイズを編集/新たなサイズ追加する方法>

    7. 1(穴ウィザード)をクリックします。




    8. [編集したい規格名]→[ねじ穴]→[ねじ穴]をクリックします。※元の規格データは編集できません。必ずコピーして下さい。




    9. 既存のサイズが表示されます。この値を編集することができます。




    10. 新しいサイズを追加したい場合は、[新規サイズ追加]ボタンをクリックします。




    11. 新しい値を入力します。




    12. 新たなサイズを作成した場合、[ねじ山データ]も作成する必要があります。対応した[ねじ山データ]がない場合、穴を作成時にエラーになります。




    13. [ねじ山データ]をクリックします。




    14. ねじ山の値を追加・編集します。




      <補足>
      サイズ     ・・・ 「M1」などのサイズを入力します。
      ねじ山直径   ・・・ 「1」などの直径値を入力します。
      ピッチ     ・・・ 「ピッチ」を入力します。
      ねじ山谷径   ・・・ 「おねじの谷の径」になります。
      ねじ山谷内径  ・・・ 「めねじの内径」になります。
      ねじ山詳細   ・・・ 図面でスマート寸法をいれた場合に表示される内容となります。
                モデリングには使用されません。
      単位毎のねじ山 ・・・ 「ピッチ」を表しています。モデリングには使用されません。
      シリーズ    ・・・ 独自規格の中で系列物として定義すべきものであれば、それを
                表す記号などを入力することが出来ます。モデリングには使用しま
                せん。
      原寸      ・・・ (下図参照)「サイズ」と「ねじ山」データを結びつけるキー項目
                です。かならずサイズに設定した値と同じものを設定してください。




    15. 操作は以上です。[保存]をクリックします。




      ※Excelシートでエクスポートし、編集後取り込む方法もございます。複数ある場合などはこちらが便利です。




    ■ CADSUPER Works対応データについて(2019年度版)

    インポート・エスクポートできるデータは下記一覧を参照して下さい。 また、データ相互互換ですが、相性が良い形式は下記順番です。
    1. CADSUPERWorks(SOLIDWOKS)生データ
    2. Parasolid
    3. STEP
    4. 他社CADデータ等
    FXUから、エクスポートする前に2次元図の最適化を行うモードが追加されています。 原則はCADSUPERWorksでデータのやり取りをして頂ければ、形状も崩れずフィーチャー もそのまま渡す事が可能です。しかし、相手先にもCADSUPERWorks(SOLIDWORKS)が必要 になります。その次は相手先CADシステムデータでのやり取りです。インポート・エク スポートで可能形式が違う為、以下表を参照下さい。
    この一覧のCAD以外ではCADSUPERWorksのカーネルであるPrasolidになります。フィー チャーを渡す事はできませんが、形状が大きく崩れる・エラーになる等を回避できます。





    ■ ショートカットキー/マウスジェスチャーのカスタマイズ方法

    [ツール]-[ユーザー定義]より/キーボード/マウスジェスチャーの設定が可能です。

    ・キーボード
    キーに任意コマンドを割り当て可能です。(ショートカット) 検索ショートカットでは右上の コマンド検索boxよりコマンド呼び出し可能です。


    ・マウスジェスチャー
    マウス右クリックをしたまま任意方向にドラッグする事でコマンドを呼び出せます。 マウスジェスチャーに任意のコマンドをドラック&ドロップで変更できます。



    ■ CADSUPER Worksのモデル構成はどうなっているの?データの互換性はどうなるの?
      (2012年度版)

    全部で下記の5つのモデル構成があります。

    • Miniモデル
    • Liteモデル
    • Basicモデル
    • Proモデル
    • Premiumモデル

    グレードが上がるごとに、搭載されている機能が増えております。



    【データの互換性について】

     どのモデル構成でもデータに違いはありません。

    • 2次元:CADSUPER FXU(.CSD) ※CADSUPER Liteも同様
    • 3次元:SolidWorksネイティブデータ(.SLDPRT、.SLDASM)

    ※ ただし、3次元では下位互換がないので、バージョンの管理は注意願います。
      (例えば、2012で作成したデータは2011では開くことができません。)



    ■ CADSUPER Worksでは、どんなデータに対応しているの?(2012年度版)

    SolidWorksと同様のデータ互換があります。



    ■ 自動的にモデルに色を割り当てるには?(2012年度版)

    CADSUPER Worksでは、マルチボディ機能を使って部品ファイルの中に複数の形状を作成することができます。
    その時、すべての形状の色が灰色一色のため、見づらかった経験はありませんか?
    それらの形状を識別しやすくするために、外観の色を自動的に割当てながら、モデリングする方法をご紹介します。

    【対処方法】

    • 「CADSUPER Works」−「設定」−「ボディ」の中で、「自動的にボディ色を設定する」にチェックを入れます。

    ※後で色づけしたい場合には、「CADSUPER Works」−「ボディ色設定」コマンドですべての形状に色付けすることができます。



    ■ マルチボディ機能で作成した組図イメージで干渉チェックはできるの?(2012年度版)

    通常は、部品同士の干渉を確認するためにはアセンブリ機能が必要です。
    しかし、CADSUPER Worksでは、部品ファイルの中で干渉チェックできます。

    【対処方法】

    • 「CADSUPER Works」−「ボディ干渉チェック」を実行します。
      また、干渉している項目をクリックすると、干渉部分の体積を表示させる事もできます。



    ■ マルチボディで作成した組図イメージをアセンブリのように動かしたい!(2012年度版)

    マルチボディで作成した形状は、あくまで部品ファイルとしての情報しかないため、動かすことができません。
    そのマルチボディ形状をアセンブリファイルに変換させる方法をご紹介します。

    【対処方法】

    • 「挿入」−「フィーチャー」−「ボディ保存」を起動し、アセンブリに変換したい形状を選択して「アセンブリ作成」を実行します。

    ※一度アセンブリに変換してしまえば、別部品を挿入して設計検証をしたり、部品同士を動かしながら衝突個所を発見したり、アセンブリでの機能を活用することができます。



    ■ 押し出し量へのボックス切り替えが大変!(2012年度版)

    「Tabキー」を押すと、毎回クリックで切り替えなくても、入力ボックスが切り替わります。

    ※他にも、「OK」をクリックしなくても、右クリックから「OK」を選択、あるいは「Enter」でOKの意味にもなります。




    ■ 表示を2次元的に三面図のような画面でモデリングしたい!(2012年度版)

    ヘッズアップビューツールバーの「4面ビュー」を選択すると一角法もしくは三角法で3次元の画面を切り替えることができます。





    ※初期設定では第1角法になっておりますが「システムオプション」−「表示/選択」−「4面ビューポートの投影タイプ」を「第3角法」に変更できます。



    ■ マウス操作を2次元と3次元で、なるべく違和感なく操作したい!(2012年度版)

    初期設定では、2次元と3次元のマウスの拡大/縮小が反転しています。
    また、マウスジェスチャーの起動方法も違っています。
    これらマウス操作の違いを一緒に合わせる方法をご紹介します。

    【拡大/縮小の向きを合わせる(FXUに合わせる)方法 <3次元で設定> 】

    • CADSUPER Worksの「ツール」−「システムオプション」−「表示」の中で、「マウスホイールの拡大/縮小の反転」にチェックを入れます。

    【マウスジェスチャーを右クリックで起動する方法<2次元で設定> 】

    • CADSUPER FXUの「ファイル」−「ユーザープロパティ設定」−「マウス」タブの中で、「パン・ズーム」の「中央ボタンで利用」にチェックを入れます。


    ※中ボタンを手前に回転(縮小)奥に回転(拡大)
    ※右クリックを押しながらドラック(マウスジェスチャー)


    ■ 各種設定情報の退避・復元方法について

    • 現在のCADの設定情報の退避・復元については、CADSUPER FXU では、「設定情報ユーティリティ」で実行できますが、CADSUPER Worksでも 同様の機能があります。

    「スタート」-「すべてのプログラム」-「CADSUPER Works」より、「設定のコピーウィザード」を実行します。
    設定のコピーウィザード



    【退避(バックアップ)】
       ”設定の保存”にて、設定情報ファイルを作成します。
    退避



    【復元(リストア)】
       ”設定の回復”にて、保存した設定情報ファイルを読込み、環境を移行します。
    復元




    ■ 2D to 3Dの便利機能「回転ボス/ベース」コマンドについて

    FXU→CSW へスケッチのインポートを行った際に、配置位置はそれぞれのビュー方向にオフセット距離をもたせて配置するようにしています。
    (基準点で、それぞれのビュー方向のスケッチが重なると見づらくなるため)


    しかし、回転体を作成する場合は、断面方向のビューは、側面方向からのビューの中心に配置されていた方が便利です。


    そういった時に「回転ボス/ベース」コマンド”スケッチのコピー/移動”オプションを使うと、簡単にスケッチ位置の移動(コピー)が出来ます。


    スケッチのコピー/移動
    スケッチのコピー/移動
    スケッチのコピー/移動
    スケッチのコピー/移動



    ■ スケッチインポートの機能追加について


    1. 平面基準への対応
    2. 平面図を基準とした、三面図・六面図へのスケッチの配置が可能になりました。
      但し、このオプションと「寸法をインポートする」は同時に使用出来ません。


      CSWにて、スケッチインポート実行時に、「平面図基準」に、チェックを入れます。

    平面基準への対応

    1. 図面のエクスポート前の最適化
    2. FXUから、エクスポートする前に2次元図の最適化を行うモードが追加されています。


      FXUのエクスポート時のコマンドモードにて、”最適化”を「あり」にします。

      図面のエクスポート前の最適化


    1. 図面のエクスポート後の自動起動
    2. FXUから、エクスポート実行後に、CADSUPER Worksをアクティブにしてから、自動で新規ドキュメントダイアログを開くことが出来るようになりました。
      また、自動でアクティブなドキュメントに対して、スケッチインポートを起動することができます。


      CSWの「CADSUPER Works−設定-インポート」タブで、
      ・「自動で新規ドキュメントダイアログを表示する」
      ・「自動でスケッチインポートを起動する」
      にチェックを入れます。

    図面のエクスポート後の自動起動



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