CADSUPER FX�U

■ CADSUPER FX�UVer8.0バージョンアップ時の注意事項

　 1. FX�U Ver8.0データフォーマット変更

　 2. 距離・角度吸着機能の搭載

　 3. [トリム]−［角丸め］/[面取り] コマンド 角丸め/面取り動作コマンドモードの追加

　 4. [グループ]−[解除] コマンド コマンドモードの追加

　 5. [部品］− [機械要素］の一部旧JIS対応予告について

1. FX�U Ver8.0データフォーマット変更

FXII　Ver8.0では、パラメトリック機能や寸法・記号系の強化に伴い、データフォーマットを変更しています。
よって、Ver8.0で保存された図面ファイルは、Ver7以前のFX�Uで読み込むことができませんのでご注意ください。

旧バージョンのFX�Uとデータを共有する場合は、旧バージョンのデータ形式にてデータ保存を行う設定をご利用ください。
但し、旧バージョン形式で保存した場合は、Ver8.0で追加された新機能の情報は消失致しますのであらかじめご了承ください。

旧バージョンでの保存方法及び互換性については、「バージョンアップ手順書 CADSUPER FX�Uの図面ファイルの互換性について」及び、「ユーザープロパティ設定-ファイルタブ−保存−保存形式」のヘルプをご参照ください。

2. 距離・角度吸着機能の搭載

Ver8.0新機能として、単位長さの整数倍及び、単位角度の整数倍に吸着（入力位置の補正）する機能が搭載されました。

同機能をサポートしている作図・編集コマンドを実行した時にマウスカーソルに対して距離・角度のツールチップが表示され、距離・角度の補正が行われます。
機能の有効/無効及び動作するコマンドを制限することも可能です。

詳しくは、「バージョンアップ手順書 距離・角度吸着機能」を参照してください。

3. [トリム]−［角丸め］/[面取り] コマンド 角丸め/面取り動作コマンドモードの追加

[角丸め]／[面取り] コマンドに、新しく「角丸め/面取り動作」コマンドモードが追加され、デフォルト設定では、「なし」に設定されています。
したがって、Ver7.0以前同様に選択要素を残すなどの選択を行う場合は「選択」に変更してください。

コマンドモードのデフォルト設定を変更するには、「ユーザープロパティ設定-Ｃモードタブ」で設定してください。

4. [グループ]−[解除] コマンド コマンドモードの追加

[グループ]−[解除] コマンドに、新しく「グループ解除を行う階層」及び、「寸法・曲線・部品の解除モード」の指定可能なコマンドモードが追加され、デフォルト設定では、「単一解除」・「寸法維持」・「曲線維持」・「部品維持」に設定されていますので、 グループ解除したい要素種別に応じてコマンドモードの変更をお願い致します。

例えば、機械要素部品をグループ解除する場合は「部品解除」に設定変更してください。

コマンドモードのデフォルト設定を変更するには、「ユーザープロパティ設定-Ｃモードタブ」で設定してください。

5. [部品］− [機械要素］の一部旧JIS対応予告について

部品−機械要素コマンドの掲載部品が、全て新JIS規格対応に改訂されました。
但し、ボルト/ナットについては、廃止期間が５年間延長され2014年12月31日迄となっています。

これら、廃止期限が延長された旧JIS規格のボルト/ナット部品の搭載をVer8.04にて旧ナット部品を搭載し、旧ボルト部品はその後のリビジョンアップにて対応を予定しております。

尚、新バージョンの提供は、サポート契約ユーザ様専用ダウンロードサイトやオンラインアップデートサービスにて提供させて頂きます。