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CADSUPER FXU

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CADSUPER FXU Ver7.0 新機能紹介

次期CADSUPER FXU Ver7.0で強化予定の【DWG/DXFコンバータ・書出し(エクスポート)】についてご紹介いたします。


【10】DWG/DXFコンバータ・書出し(エクスポート)

  11.1 レイヤ縮尺のビューポートへの自動配置サポート

  11.2 縮尺別に分割されたレイヤの再統合サポート

  11.3 寸法線詳細変換機能のさらなる強化







11.1 レイヤ縮尺のビューポートへの自動配置サポート

  • これまでFXUでのレイヤ縮尺はデータ重視(見た目を無視)の1:1での変換又は、見た目重視(実寸値無視)での変換しか出来ませんでした。

    Ver7ではレイヤ縮尺別にビューポートを生成し、モデル空間上に各縮尺に応じた実寸データを自動区画配置することで、見た目と実寸値の両方を確立する変換方法を実装しました。

    この3番目の方法は、DWG/DXF読込みにおける ビューポート/レイアウトサポートに対応し、この結果、レイヤ縮尺とビューポートの間で相互運用が可能になりました。

    【元のFXUでの表示状態】】
    元のFXUでの表示状態

    【変換後のAutoCADでの表示状態】】
    変換後のAutoCADでの表示状態


  • 変換したAutoCADデータでのモデル配置は、縮尺と領域長に応じて自動的に区画されます。
  • ビューポートの各スケール値はレイヤ縮尺に対応します。





11.2 縮尺別に分割されたレイヤの再統合サポート

  • 読込み(インポート)の際にはビューポートの縮尺に応じて、複数のレイヤが自動的に振り分けられています。

    これに対応して、同じ命名規則で適用できる縮尺の違うレイヤ同士を書出し(エクスポート)時に再度統合し、AutoCADへ変換することが出来ます。

    これにより、レイヤと縮尺に関する相互運用性がさらに高まります。

    【FXUで自動振り分けされたレイヤ状態】
    FXUで自動振り分けされたレイヤ状態

    【AutoCADで再統合されているレイヤ状態】
    AutoCADで再統合されているレイヤ状態


  • 変換時の命名規則に従い、レイヤ名のVP1_やVP2_が取り除かれ、レイヤが統合されます。
  • VP1_及びVP2_のそれぞれのレイヤの縮尺に応じたビューポートが設定され、先の例のように変換されます。





11.3 寸法線詳細変換機能のさらなる強化

  • ビューポートとレイヤ縮尺の対応が強化されたので、AutoCAD上での寸法線の編集性をさらに高めるため、幾つかの寸法線変換機能強化を行いました。

  • 『寸法スタイルの縮尺別生成』
    これまで、FXUの寸法線設定をFX_DIMINFOとしてAutoCADの寸法スタイルに一つだけ変換していましたが、Ver7では、レイヤ縮尺に応じた縮尺別寸法スタイルの変換を行うように強化しました。

    【縮尺別寸法スタイルで変換したAutoCADの寸法スタイル一覧】
    縮尺別寸法スタイルで変換したAutoCADの寸法スタイル一覧


  • 縮尺毎に寸法記入尺度を適用した寸法スタイルが変換されます。これを用いて、新たに寸法線をAutoCAD上で書き加えることが容易になります。


  • 『寸法線矢印の再現性向上』
    狭部寸法など密集した際の黒丸表示など、FXU上での寸法線の線端表示を出来るだけ忠実に再現するよう変換機能を強化しました。
    また、矢印サイズと丸印半径の関係がAutoCADとは違うことから、FXUでの表現に出来るだけ近くなるよう、線端形状の変換を調整しました。

     【FXUでの状態】                   【AutoCADでの状態】
    FXUでの状態




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