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【６】計測コマンドの強化

　 6.1 表示単位切替機能

　 6.2 計測範囲の表示維持機能

　 6.3 幾何属性反映機能

　 6.4 その他

6.1 表示単位切替機能

• 計測結果の表示単位を変更できる機能を設置しました。
  これにより、要素の長さ、距離、面積、周長などの表示について、mm、cm、mでの表記ができるようになりました。

6.2 計測範囲の表示維持機能

• Ver.6.1 以前では、面積／周長などの計測コマンドでは、計測結果表示時に、既に次回の計測要素 選択待ちになっているため、選択範囲が消えてしまっていました。
  
  Ver.7 では、面積、周長の計測を行った場合に、計測範囲が分かるように、範囲表示を行うようにしました。

6.3 幾何属性反映機能

• 図面内に複数形式（サイズ、基準位置などが違う）の文字が多数ある場合、それらと同じ文字を追記するには、 仮記述後に文字変更で既存文字を指定するか、［計測-要素］や［文字変更］で取得した情報を属性設定で転記し てから作図するしかありません。
  
  Ver.7 では、［計測-要素］で認識した「点」「文字」「曲線」の情報をカレントの属性に設定する機能を設置しました。
  
  反映対象の情報は下記のものとなります。
  
  • 点：点形状
  • 文字：高さ、幅、文字間隔、改行間隔、文字傾斜角
  • Nurbs 曲線：位数、制御点間線分数
    
    
    
  例）計測を利用して、左の文字と同じサイズの文字が記入できます。
  　　　 [文字]-[記入]コマンド起動 ⇒ 文字計測 ⇒ ［文字要素属性変更］ ⇒ 文字記入

6.4 その他

• 計測ダイアログの表示位置を記憶するようにしました。
• 要素計測結果ダイアログ内に「再計測／終了」ボタンを用意しました。
• ラージサイズの計測結果ダイアログを用意しました。