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■ 9.設定コマンド関連

　 9.1 レイヤ状態設定コマンドの強化

　 9.2 図面オープン時の初期利用スタイル設定

　 9.3［ ユーザプロパティ設定 ］コマンドの改善

9.1 レイヤ状態設定コマンドの強化

（１）レイヤセット関連

• レイヤセット追加、削除時、同時にレイヤの追加、削除もできるようにしました。
  
  
  
  
  1. レイヤセット、レイヤ一括作成
  • ｢レイヤ設定｣ダイアログの｢レイヤセット操作時、レイヤも同調｣にチェックがある場合、「レイヤセット追加｣を実行すると、「レイヤ追加｣ダイアログを表示します。
  • 「OK」を押すと、新規レイヤセット内に新規レイヤを作成します。連続で複数個のレイヤを作成できます。
  • 「キャンセル」を押すと、レイヤは作成しません。
  
  
  
  
  
  2. レイヤセット−レイヤ一括削除
  • ｢レイヤ設定｣ダイアログの｢レイヤセット操作時、レイヤも同調｣にチェックがある場合、｢レイヤセット削除｣を実行すると、｢レイヤセット削除の確認｣ボックスを表示します。
  • 指定のボタンに沿った処理を行います。
  
  

（２）設定変更の簡略化

• 「レイヤ設定」ダイアログの「色」「線種」「線幅」を、リスト上に表示されるコンボボックスで設定値を変更できるようになりました。
  

（３）レイヤ名称のソート機能（レイヤリスト表示）

• レイヤが一覧表示されているリストのタイトルをクリックすることで、レイヤ名称順にソートを行います。
  ※先頭レイヤは基準レイヤのため、移動しません。
  

（４）レイヤ状態名称の変更機能

• レイヤ状態の名前を変更する機能を設置しました。
  

（５）レイヤ状態の順番変更機能

• レイヤ状態の設定順を入れ換える機能を設置しました。
  

（６）[ レイヤ状態設定 ]ダイアログの表示位置・サイズの記憶

• ダイアログの表示位置、リサイズされたダイアログのサイズを記憶するようにしました。
  

9.2 図面オープン時の初期利用スタイル設定

• 初期スタイルの指定、及び最終利用スタイルの保持を行う機能を用意しました。
  
  

  設定機能

  ［ユーザプロパティ設定］　［ファイル］ページの［スタイル設定］に項目を追加しています。
  
  

  • 「初期利用スタイル」
    図面を開く際に、［作図］［寸法線］［文字］機能で利用するスタイルの初期値を指定します。
    作図のデフォルトは、［外形線］です。
  
  
  
  • 「利用変更情報を保持」
    スタイルを変更しつつ作図作業が行われますが、図面保存時にこの情報を登録し、次回開いたときの初期値にこの値を利用します。

9.3［ ユーザプロパティ設定 ］コマンドの改善

（１）変形タイリングの表示ウインドウ数増加

• 「左（右、上、下）にメイン表示」で表示されるウインドウの最大数を３７まで増加しました。

（２）レイヤパネル初期表示状態設定

• 図面を読込み時のレイヤパネルのレイヤセットの開閉状態を設定できるようにしました。