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部品表(BOM)情報を抽出するカスタマイズ事例

部品表出力ツール

CAD図面に作画してある部品表の内容を抽出してマイクロソフト社のExcelに部品情報を 流し込み、Excel上の部品表を完成させます。

図面に部品表を作成しますが次工程では、図面よりExcelの部品表の方が便利である為、 Excelの部品表に作り替えて運用しているケースを多く見受けられます。

本システムは、お客様のご要望から図面に書かれている部品表を元にExcelの部品表を 自動作成した後、一括出図まで自動化したソリューションの部品表部分を汎用化した ものです。


■ 動作環境について    <2017年4月1日>

(1)「CADSUPER2016」での動作について

「部品表出力ツール」は、「CADSUPER2016 Build7」では動作いたしません。
これは、CADSUPER本体の「.NETコマンド」の動作環境が変更となった為です。


<参考>:CADSUPER2016上で利用する「.NETカスタマイズ」機能について

「CADSUPER2016 Build6」以前の環境(CADSUPER2015含む)であれば動作可能です。


(2)「CADSUPER2017」での動作について

「CADSUPER2017」におきましては、現在、本体機能として「部品表出力ツール」を含め、すべての「.NETコマンド」がご利用できない環境となっております。
 (今後利用できる予定あり。)

※「部品表出力ツール」の「CADSUPER2016 Build7」、及び「CADSUPER2017」への対応につきましては、「CADSUPER2017」本体において「.NETコマンド」が利用できる環境になりましたら、対応させていただく予定です。


■ 「CADSUPER2015/2016」にてご利用する場合の注意事項について<2017年4月1日>

「CADSUPER FXU」から、「CADSUPER2015/2016」へバージョンアップ、または新たに「CADSUPER2015/2016」環境にて「部品表出力ツール」をご利用される場合は、下記の手順にてご対応をお願いいたします。

【 手 順 】

  1. 部品表出力ツール」のマスター内の「userCommands」フォルダにある下記2ファイルを、「CADSUPER2015/2016」のマクロフォルダに、エクスプローラから手動でコピーをお願いします。(Setup.exeは使用しません。)

     「BomCommands.dll」
     「BomProxy.dll」
     
    ※「マクロドライブ」の標準設定は下記となります。
     CADSUPER2015標準設定:「C:¥ProgramData¥ANDOR\CADSUPER 2015¥Macro」
     CADSUPER2016標準設定:「C:¥ProgramData¥ANDOR\CADSUPER 2016¥Macro」

     尚、「マクロドライブ」確認方法は、下記の手順で確認できます。
     (1)「CADSUPER」を起動します。
     (2)「ファイル」メニューから「システムローカル設定」を選択。
     (3)「ファイル」タブを選択し、「ファイルの種類」にて、「マクロ」を選択します。
     (4)表示されたフォルダが、マクロフォルダとなります。

  2. 取扱説明書とおりコマンド定義で割り付けます。
    (「CADSUPER FXU」環境を移行されて既に割付されている場合は不要です。)

■ バージョンアップ情報    <2010年10月21日>

(1)追加出力時、新しいワークシートに出力する。

表をExcelワークシートに追加出力するときに、新しいワークシートに出力するか、アクティブなワークシートに追加するか選択できるようになりました。

(2)FXU置換キーワード対応

文字列中にFXUの置換キーワードが含まれている場合、置換を行うかどうか選択できるようになりました。
置換を行う場合、置換キーワードを図面情報の下記内容に置き換えて、Excelに出力します。

FXU置換キーワード

置換情報

%F%

ファイル名

%M%

図面名称

%U%

図 番

%D%

作成者

%S%

図面縮尺

%R1%

備考1

%R2%

備考2

%R3%

備考3

%R4%

備考4

%R5%

備考5


■ 特 長

CAD図面に作画されている部品表を指定するだけで、マイクロソフト社のExcelの部品表 を自動作成します。
Excelの部品表の書式は、自由に設定できるようになっています。


■ 導入前の問題点


  • CAD図面から人手でExcelの部品表を作成していた為、手間がかかっていました。
  • 転記ミス、漏れを100%防ぐことができませんので、チェックが必要でした。
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■ 導入後の効果


  • 新たに作成した図面、既存図面から部品表を指定するだけで、 Excelの部品表ができるようになり、仕事の流れを変更することなく 工数削減ができました。
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■ システム概要


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  • 部品表コマンドを指定してコマンドを起動させます。
  • 図面に書かれている部品表をマウスに指定します。
    範囲指定で、部品表全体を囲みます。

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  • 部品表から抽出した情報は、ダイアログに表示されます。
  • 部品情報は、表形式で表示され編集することも可能となっています。
  • 内容に問題がなければ、Excel出力のボタンを押します。

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  • 指定されたテンプレートを元に、抽出した部品情報を、Excelに部品表として出力します。



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  • 部品表設定項目
    先頭行を見だし行と使うかの指定
    抽出した部品情報をExcelに
    流し込む順序の指定
    Excelのテンプレートファイルの指定
    開始セルの指定

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