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CADSUPER 2017

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CADSUPER 2017 新機能紹介

CADSUPER 2017の【強化・改善機能】についてご紹介いたします。


更新日:2017年04月03日

【3】強化・改善機能(1)

  3.1 システム機能

  3.2 ファイル関連機能

  3.3 投影図機能

  3.4 作図関連機能

  3.5 編集関連機能

  3.6 寸法関連機能

  3.7 文字関連機能




3.1 システム機能

  • 設定ダイアログサイズの改善
    Windows8以降で、縦方向にサイズの大きくなる「システムローカル設定」「ユーザープロパティ設定」ダイアログのサイズを調整しました。

  • 操作パネル文字サイズの改善
    CADSUPER2016で、「コンソールパネル」を指定フォントサイズに対応する機能を搭載しました。
    今回は、同様の対応を操作パネルに対応しました。




  • 認識マスクの改善
    集合要素のカテゴリになる「部品」「曲線」「塗潰し」「ハッチング」を個別に指定できるようにしました。



  • DirectX表示改善
    アンチエイリアスに対応しました。これにより円弧の表示が滑らかになります。





3.2 ファイル関連機能

  • [名前を付けて保存]コマンド
    PDFファイルに出力する際のパラメーター設定に、図面内の画像データの出力解像度を変更できる設定を設けました。
    これにより、設定を変更することで、PDF データ自体のサイズを調整することができます。

    ※OLE、イメージ要素などの画像がない図面には、影響がありません。





    ファイルダイアログ起動時、前回の文字入力モード(直接/日本語)を再現する設定を設置しました。



  • [図面情報]コマンド
    備考および、拡張図面属性が全体で確認できるように可変サイズのリスト表示ウインドウに表示できる機能を追加しました。



  • [プリンタ/プロッタ]コマンド
    出力イメージ作成に時間がかかる(大容量の図面など)場合、イメージを表示せずに出力ダイアログを表示するようにしました。
    この場合、イメージ更新のためのボタンを押すことでイメージ作成を行います。



    @ CADSUPER の作図ウインドウを利用して、出力イメージを表示します。
    A ダイアログ内のイメージ表示領域にイメージを表示します。


  • [プリンタ出力]コマンド
    「モノクロ印刷」をON にした場合、プレビュー表示もモノクロ表示にして、どの状態かを分かりやすくします。



  • [プロッタ出力]コマンド
    出力枚数にスピンボタンを配置し、マウス操作で枚数を指定できるようにしました。





    プロッタの設定「設定」「詳細」「オプション」をプロパティシート化(出力ユーティリティの表示と同等に)しました。



  • [部分保存]コマンド
    現在利用している「スタイル」を、「図面内スタイル」として保存するように対応しました。


  • [全ての図面の保存]コマンド
    全図面を保存する際、保存後の図面を閉じない設定を設け、継続性を高めるようにします。


  • 図面履歴情報
    図面履歴上にマウスを置いた状態で、「r」「R」(※「+Shift」は無効)
    キーを打鍵することで、選択中の履歴を削除できます。





3.3 投影図機能

  • [投影図]コマンド
    プレビューウインドウ内で、計測を行えるようにしました。
    各トポロジーのプロパティおよび2トポロジー間の距離が計測可能です。





    プレビューで表示されている状態で、イメージを保存できる機能を搭載しました。



  • [連動詳細図]コマンド
    詳細図枠を矩形にする選択を搭載しました。
    詳細図表示範囲を対角点1,2で指定し、表示される詳細図枠ドラッグを任意の位置に配置します。



  • [詳細図編集]コマンド
    【移動】:矩形表示詳細図の場合、矩形の中央を移動基準として移動します。
    【サイズ変更】:詳細図元矩形を認識した位置に近い矩形角を変形します。





3.4 作図関連機能

  • [円]/[円弧]/[矩形]コマンド(中心線)
    [円]−[中心点]/[3要素]、[円弧]−[中心点]/[3要素]、[矩形]、のコマンドで、中心線を作図できます。
    この中心線のはみだし量を0に設定できるようにしました。

    ※距離、比率 どちらの選択でも、「0」を設定することで可能。



  • [オフセット]コマンド
    連動詳細図内で、オフセットを作成できるように対応しました。



  • [簡単ハッチング]コマンド
    前回利用の値を初期値として利用できるようにしました。





3.5 編集関連機能

  • [伸縮]コマンド
    コンソールパネル入力で、数値の先頭に「+」「−」を付けることで、現在の値に「加算」/「減算」するように対応しました。





    指定円(or円弧)と同心の円(or円弧)までの径伸縮を可能にしました。




  • [複写]−[周上配置]コマンド
    指定した周上を指定数で等分配置するモードを搭載しました。




  • [変形]コマンド
    範囲指定時に、変形対象範囲として「寸法線」を含まない場合でも、寸法を自動追従するように対応しました。
    ※コマンドモード3:「判定あり」に設定



    水平方向に変形するため、右図のように囲んだ場合、CADSUPER2016 以前では寸法エラーが発生するが、CADSUPER2017 では、コマンドモード3を「判定あり」に設定しておくことで、正常に変形(下の寸法も追従)できます。
    ※対象は、水平、垂直寸法線のみです。



    変形の移動点として、要素を認識して近い方の端点を選択できるよう対応しました。




  • [要素属性]−[要素変更]コマンド
    点種の変更に対応しました。





    操作パネル上に表示されているスタイルに限定する設定を設置しました。




  • [移動]/[複写]−[平行]コマンド
    任意の「角度方向」に、「距離」XXXmmの移動が行える機能を設置しました。
    コマンドモード1「軸拘束」に「任意軸」を追加しました。
    この設定の場合に、「複写(移動)方向:角度」と「距離」の入力を行えるようになります。




  • [対称変形]コマンド
    @「コマンドモード1:軸指定」の場合に、軸として線分を選択できるように対応しました。
    A対称変形の距離入力で、負の値(−)の入力に対応しました。




  • [ループ編集]−[一括角丸め]コマンド
    丸め半径、公差設定などの初期値を、前回入力値を利用するようにしました。




  • [図面コピー]コマンド
    図面コピーで取り出した画像の添付先で、塗り潰しを正しく表示するようにしました。




3.6 寸法関連機能

  • [記号]−[幾何]コマンド
    作図した幾何記号を履歴として登録できるようになり、リストから前回の入力が選択できるようになりました。



    ※記号を選択していると、履歴は選択記号でフィルタされます。

  • [細部]コマンド
    引出し対象の寸法として「円弧長」寸法線への対応を追加しました。



  • [半径]/[直径]コマンド
    半径、直径の寸法値は、中心付近(もしくは、寸法線端)に作図されますが、大径の円、円弧だった場合、対象要素から離れるため、径の値を探すのに時間がかかる場合があります。
    このような場合のため、半径、直径の計測対象の要素付近に寸法値を表示できるモードを設置しました。




  • [記号]−[仕上げ2]コマンド
    仕上げ記号数を指定する記号を選択中、「バック」処理でダイアログに戻った際に、仕上げ記号数が全選択状態になるように対応しました。




  • [バルーン]コマンド
    文字無しバルーン配置対応しました。




  • [伸縮]コマンド
    データム記号の引き出し線伸縮に対応しました。




  • [公差]コマンド
    公差記号アルファベットの大文字と小文字切り替え機能対応しました。



    ※再度クリックすると、戻ります。

  • [一括変更]コマンド
    コマンドモード2(補助線)に「維持」を追加しました。
    この設定で、一括変更を行った場合、寸法の補助線状態は、変更前と同じ状態になります。




  • [統合編集]コマンド
    水平/垂直/平行/角度/円弧長寸法線の寸法線を選択した時、編集操作の動作判定位置(伸縮/移動/伸縮)を3等分にしました。
    (CADSUPER 2016 では、1:3:1 の比率でした)


  • 寸法線作図/編集 寸法線先端処理
    長さ/角度寸法線の作図、形状変更時の寸法線先端(←→、●)の付け方を見直しました。






3.7 文字関連機能

  • [テキスト出力]コマンド
    出力対象文字として、「寸法文字」も指定できるようにしました。
    ※デフォルトでは、寸法OFF です。



  • [定型]コマンド
    CADSUPER FXII V9 で追加された置換文字(深さざぐり、皿ざぐり、穴深さ)文字入力に対応しました。



  • [移動]/[複写]コマンド
    文字の移動/複写の際に、距離入力ができるよう対応ました。



  • [拡縮]−[一括]コマンド
    異縮尺レイヤ上の文字も処理対象にできるモードをコマンドモード6に設置しました。



    同尺レイヤ:カレントレイヤと同縮尺のレイヤを認識対象とします。(既存の動作)
    異尺レイヤ:異縮尺レイヤも認識対象とします。



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