CADSUPER 2017
CADSUPER 2017 新機能紹介
CADSUPER 2017の【新コマンド】についてご紹介いたします。
●[計測]−[回転角度計算]コマンド
CADSUPER2016 でコンソールパネルに搭載した「回転角度計算」の機能を、計測コマンドとして別起動できるようにしました。
@ 演算対象となる形状を指定
A 回転基準を指定
B 回転後、接触する対象となる要素を指定
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●[ツール]−[3 面部品図作成]コマンド
組図の一部を取り出し、部品図化するための、支援機能です。
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@取り出す元図面から、正面、平面、側面の形状(+基準点)を指定
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A取り出す形状を部品図面にするための図面テンプレートを選択
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B取り出した各面の形状を配置
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当コマンドは、ここまでの作業を行います。
この後、部品として不要な要素、必要な要素の「削除」「追記」「属性変更」などを行い、[部品]−[作成]−[部品図面保存]で保存することで、部品として利用できるようになります。
当機能では、各面に対応したレイヤを作成し、そこに形状を配置します。
図面テンプレート選択時、ダイアログ右下の「投影図レイヤ作成」にチェックをしておくと、各投影面に配置され、部品図面として配置する際に投影面を指定して、配置できます。
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●[作図]−[線]−[補助線]コマンド
作図形状として「水平線」、「垂直線」、「十字線」、「角度線」(コマンドモード1)、作図範囲として
「領域」「表示範囲」「無限」(コマンドモード2)を指定できる機能で、補助線スタイルで作図します。
※作図された「無限線」は、表示範囲判定の対象外ですので、[表示]−[コントロール]−[フィット]では、無視されます。
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●[作図]−[楕円3]/[楕円弧3]コマンド (割り付けコマンド)
平行四辺形の4辺を指定することで、4辺に内接する楕円/楕円弧を作図するコマンドを用意しました。
※対する線同士が平行であることが作図の条件となります。
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●[作図]−[楕円4]/[楕円弧4]コマンド (割り付けコマンド)
円に内接する楕円/楕円弧を作図するコマンドを用意しました。
円、傾き度、短径を指定することで楕円を作図します。
※円の直径を超える短径を指定した場合は、作図されません。
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●[編集]−[最適化]−[重複要素の選択削除]コマンド
指定した範囲に対して[最適化]−[重複要素の削除]を行える機能を用意しました。
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●[投影図]−[基準点指定断面図]コマンド
断面を作成する基準点に対して、開始、終了の角度を指定して、断面を作図します。
@ コマンド起動後に開く設定をOKし、投影図を選択。
A 基準点、開始点、終了点を指定
B 配置位置指定で、断面図が配置
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●[表示]−[レイヤ]−[指定形状レイヤアクティブ]コマンド
指定した要素(または集合)を含むレイヤを「書込」レイヤに、それ以外のレイヤを「表示」もしくは、「休眠」状態に変更します。
対象外レイヤの変更先状態(「表示」/「休眠」)は、コマンドモードで設定します。
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●[表示]−[レイヤ]−[レイヤ状態反転]コマンド
現在の表示状態「書込」「参照」「表示」のレイヤを「休眠」に、「休眠」レイヤを「書込」に変更します。
レイヤ状態の変更が行われなければ、再度コマンドを起動した際には、元の状態に戻ります。
(「参照」「表示」状態に戻る。)
変更が行われた場合、「書込」⇔「休眠」が切り替わります。
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●[表示]−[レイヤ]−[空きレイヤ検索]コマンド (割り付けコマンド)
カレントレイヤセット内の未使用レイヤを検出し、切り替えます。
無かった場合は、その旨メッセージを表示し、切り替えは行いません。
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