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CADSUPER 2015

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CADSUPER 2015 新機能紹介

CADSUPER 2015の【新コマンド】についてご紹介いたします。


更新日:2015年02月27日

【2】新コマンド

  2.1 連動詳細図

  2.2 補完要素作図機能

  2.3 三面図作図支援機能

  2.4 マーキング機能






2.1 連動詳細図

旧製品では、詳細図作成後、元図が変更になった場合、再度詳細図の作成が必要でしたが、CADSUPER2015では、利用頻度が高い、元図と詳細図との表示連動機能を実現しました。
元図を修正すると詳細図側も自動的に反映し、設計作業工数削減を実現しております。

また、この機能で作成された詳細図は以下の機能を持ちます。

  • 表示範囲として指定された範囲内にある下記要素、情報は詳細図には表示されません。
      「寸法」「文字」「オブジェクト要素(マルチテキスト、表)」、ラスタ
  • 詳細図の元に追記した要素は、詳細図にも描画されます。
  • 詳細図に表示された要素は、編集(伸縮、切断)は出来ません。
  • 詳細図内に追記された要素は、元図側には表示されません。
  • 詳細図内に追記された要素は、編集可能です。

 



2.2 補完要素作図機能

点、線、円(弧)の同種の2要素間を補完作図する機能を搭載しました。

【操作手順】

  • @第1要素を指定。
  • A第2要素を指定(または、上記@と同じ要素)。
  • B補完数を入力。
  • C始終点指定ありの場合は、始終点位置を指定。
  • D要素作図 ⇒ 上記@へ。

 





(1)点要素

●異なる2点を指定します。 ⇒ 2点間に補完数分の点を作図します。





(2)線分

●同じ線分の対極の位置を指定します。 ⇒ 線分両端間に補完数分の点を作図します。




●別の2線分を指定します。 ⇒ 2線分間に指定数分の線分を作図します。

【台形】・・・線端同士の等距離分割




【扇形】・・・等角度分割





(3)円(全円)

●同じ円の対極位置を指定します。 ⇒ 円を指定数に分割するよう、点を作図します。




●別の2円を指定します。 ⇒ 作図円は、2 円の中心を結んだ線を指定数分化した点を中心とし、2円同士の半径差を補いつつ半径とした円を作図します。







2.3 三面図作図支援機能

3D機能を利用せずに、3面図の作図をしやすくする支援機能を提供しました。
当機能は、1からの作図支援ではなく、1面(もしくは 2 面)の図形が出来上がっている状態から、他の面を作図する際の支援機能となります。

※ 3面図作図機能ですが、CADSUPER の「投影図」を作図 するものではありません。

3面図作成支援機能は、以下のコマンドで構成されています。

  • [支援開始]コマンド
  • [支援終了]コマンド
  • [投影形状作図]コマンド
  • [作図範囲表示]コマンド

 

●[支援開始]コマンド

  • 3面図を作成するのに必要な、情報を定義します。
  • 実行後、参照面から作成面範囲へ補助線を作図、追加する補助線を追記して、機能を終了します。
 

 



●[支援終了]コマンド

  • 機能実行時、「支援開始」で作図した補助線を「削除する/しない」を選択できます。
  • 「削除する」とした場合、「支援開始で作図した補助線」のみ、削除します。
  • この機能実行以降、[投影形状作図]コマンドは動作しなくなります。

 



●[支援作図]コマンド

  • [支援開始]コマンドで指定した範囲の要素を利用して作図対象とした面のエリアに要素を作図します。

○コマンドモード
 





線分・・・作図面に線分を作図します。
矩形・・・作図面に矩形を作図します。
円・・・・作図面に円を作図します。

●[作図範囲表示]コマンド

  • 機能実行することで、「作図」「参照」として指定した範囲、基準点を表示します。

 



●制限事項

  • 支援機能([支援開始]コマンド))は、作図したい範囲に補助線を 発生させ、作図を容易にするのみで、他通常コマンドの動きを 抑制するものではありません。
  • 支援機能で発生させた補助線は、通常作図で利用しても問題は 有りません。支援終了時に消える点に注意が必要です。
  • [支援作図]コマンドは、投影面所属の要素を利用して作図するので、 範囲外の要素を選択しても正しく作図されません。
  • 支援機能実行中に、通常作図を行っても問題はありません。
  • 支援情報は、データ内に情報を保存していませんので、起動中のみ有効です。
    ※支援作図中に CADSUPER を終了すると、情報は破棄されます。
  • 支援作図は、1枚の図面に対してのみ、また1箇所に対してのみ利用できます。



2.4 マーキング機能

手書き感覚で簡単にマーキング(朱書き)できる機能を追加しました。


(1)[フリー連続線]コマンド
(開始点、終了点が結ばれない形状)


手書き文字入力用に「フリー連続線」コマンド(始終点を結ば ない)を用意し、手書き文字入力や、加工(or 修正)指示を 簡単に記入できるようにします。



(2)[消しゴム]コマンド(削除)

「フリー連続線」で文章を記入した場合、文章として間違えた 場合、大量に消去する必要があります。このような場合に、 簡単に削除できる「削除」コマンドを用意します。

  • 軌跡削除
    フリー連続線を描くように削除線を作図することで、この線 に接触しているマーキングデータを削除します。
  • 範囲削除
    削除範囲を矩形で指定できます。



(3)ビューワとの連携

Android、iOS 版で CADSUPER データの閲覧可能な ビューワが公開されていますが、これらに「朱書き」機能が 搭載されます。
この「朱書き」情報を PC 側に送り、PC 側で「朱書き」情報を取り込み、図面上に反映します。
送られてきた朱書きデータを読込む機能として「形状読込」を使用します。



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